2019年4月 - 2021年3月
レドックス活性キラル錯体集合体の電気化学的異方性変換
日本学術振興会 新学術領域研究(研究領域提案型)
- 担当区分
- 研究代表者
- 配分額
-
- (総額)
- 4,940,000円
- (直接経費)
- 3,800,000円
- (間接経費)
- 1,140,000円
- 資金種別
- 競争的資金
本研究「レドックス活性キラル錯体集合体の電気化学的異方性変換」では、レドックス活性な有機配位子を含むキラル錯体分子が集積化した結晶・液晶・液体を構築する。その目的は、凝集相に対する直接電気化学的レドックスを誘発することで、分子機能(電荷・スピン・不斉等)と集合相が階層的に連動する分子系を構築することにある。分子レベルにおける不斉種・不斉の強度・不斉の有無を集合相の異方性・次元性と結合させると共に、それをレドックスにより精密に変換・制御することで、自然界の対称性の破れを検証しうる配位アシンメトリーの学理を確立し、電気化学駆動制御型の光-電気-機能変換プラットホームを構築する。