2007年2月26日
独立成分分析を通したカオス拡散符号におけるビット誤り率解析
電子情報通信学会技術研究報告. NLP, 非線形問題
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- 巻
- 106
- 号
- 573
- 開始ページ
- 1
- 終了ページ
- 6
- 記述言語
- 英語
- 掲載種別
- 出版者・発行元
- 一般社団法人電子情報通信学会
独立成分分析(ICA)によって復元されたK本の信号、すなわち独立成分分析フィルター(ICAフィルター)を通したK本の信号の信号対干渉雑音比とビット誤り率を解析的、数値的に計算した。独立成分分析によって同時に復元された信号は、原信号とほとんど同じ波形であるにもかかわらず、減信号のものに比べて劇的に信号対雑音比が増大することが判った。この性質を利用することによって従来よりもさらに相関が抑えられた符号生成を考えることができる。ICAフィルターを通した系列を拡散符号として使用した場合の同期システムにおけるビット誤り率を解析することによって、従来用いられているWalsh-Hadamard符号とほぼ同性能の系列を任意の符号長で生成することができることが判った。
- リンク情報
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- CiNii Articles
- http://ci.nii.ac.jp/naid/110006250671
- CiNii Books
- http://ci.nii.ac.jp/ncid/AN10060800
- URL
- http://id.ndl.go.jp/bib/8702424
- ID情報
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- ISSN : 0913-5685
- CiNii Articles ID : 110006250671
- CiNii Books ID : AN10060800