MISC

2019年3月

周術期口腔機能管理を行った小児急性リンパ性白血病治療による口腔粘膜炎の検討

日本口腔ケア学会雑誌
  • 高國 恭子
  • ,
  • 大林 由美子
  • ,
  • 大森 智栄
  • ,
  • 山下 亜矢子
  • ,
  • 田中 麻央
  • ,
  • 秦泉寺 紋子
  • ,
  • 中井 史
  • ,
  • 岩崎 昭憲
  • ,
  • 小川 尊明
  • ,
  • 三宅 実

13
2
開始ページ
9
終了ページ
14
記述言語
日本語
掲載種別
出版者・発行元
(一社)日本口腔ケア学会

周術期口腔機能管理を通して専門的口腔ケアを行った小児急性リンパ性白血病患者11名(男児10名、女児1名、中央値7歳)の口腔粘膜炎の発症状況について、後ろ向きに調査・検討した。口腔粘膜炎の発症部位は頬粘膜に14例、舌に13例、口唇に9例、口蓋に8例、口角に4例、歯肉に1例、不明が4例であり、可動粘膜に多く発症していた。口腔粘膜炎の発症率・時期・回数において、口腔粘膜炎は予後良好因子群、予後不良因子群いずれもすべての症例(100%)で発症しており、口腔粘膜炎が重症化した患児はいたが、抗がん剤を減量または投与スケジュールを変更した患児はなかった。患児11名における入院中の口腔粘膜炎発症回数は合計44回であった。口腔粘膜炎発症時期については、両群ともに強化療法中に多く発症していた。

ID情報
  • ISSN : 1881-9141
  • 医中誌Web ID : T903420001

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