基本情報

所属
東京農業大学 農学部 植物園(生物資源開発学科 兼務) 教授
学位
博士(理学)(東京大学大学院)
修士(人間・環境学)(京都大学大学院)
学士(工学)(東京農工大学)

J-GLOBAL ID
200901051018886733
researchmap会員ID
5000046506

神奈川県茅ヶ崎に生まれる。
東京農工大学工学部卒。分離工学を基本として実用作物を研究。株式会社浜銀総合研究所研究員、富山大学薬学部附属薬用植物園助手、味の素株式会社(管理職)、NPO法人産学連携推進機構特任研究員、名古屋文理大学健康生活学部フードビジネス学科准教授を経て、現在、東京農業大学 農学部 教授。博士(理学)。学芸員。

雌雄のあるホップを扱うようになり、ハーブ、スパイスを材料として成分の蓄積機構、蓄積部位の研究してきた。企業での研究・業務も長く、品種改良から、生産によるビジネス機会の創出、新しい食材への応用まで検討してきた。

食品成分の蓄積の応用として、ツバキ油の蓄積や生産性の向上についてもの研究も開始。

企業では、栽培指導や栽培試験のため数え切れないほどタイを訪問(最近数えたら50回であった)。グローバルに活躍するには、語学やコミュニケーション以前に、世界の食事を楽しめる「体」と「心」が必要である。世界の食事を通してグローバル人材を考えるのも今後の仕事である。

<主要な成果>

果実の内部構造を立体構築することで、トウガラシの辛味成分の蓄積の場は「胎座」ではなく、「隔壁」であることを証明(2006年)。激辛トウガラシでは、果皮の裏側にも生合成を行う細胞があることを発見(2017年)。

学生の力を引き出し、ブルーベリー類に、辛味食品を食べたあとの口腔内のヒリヒリする痛みを軽減する機能があることを発見した(2020年)。

辛くないトウガラシの原因遺伝子の単離にも協力(2009年)。


論文

  33

MISC

  16

書籍等出版物

  2

共同研究・競争的資金等の研究課題

  7

産業財産権

  2

社会貢献活動

  5

メディア報道

  3

その他

  2
  • 2022年1月 - 現在
    2022年1月18日放送 TOKYO FMあぐりずむ Vol.25 杉山立志先生「世界一辛いトウガラシを作りたい!」(約6分) https://audee.jp/voice/show/42542 2022年1月25日放送 TOKYO FM あぐりずむVol.26 杉山立志先生「トウガラシの多彩な魅力」(約5分) https://audee.jp/voice/show/42545
  • 2017年4月 - 2017年4月
    矢澤進, 西本登志, 浅尾浩史, 佐野太郎, 安川人央, 静川君枝, 矢奥泰章, 皆巳大輔, 杉山立志, 平野博人