基本情報

所属
会社員 経歴参照
学位
修士(文学)(2019年3月 京都大学大学院)

連絡先
chunfi222gmail.com
J-GLOBAL ID
202001005374423639
researchmap会員ID
R000003511

 どんな人?  

『「発達障害」とされる外国人の子どもたち』という本の著者、金春喜(きん ちゅに)です。

外国人の子どもが日本の小中学校で「発達障害」とされる理由や、その子どもが特別支援学級や特別支援学校に入るプロセスについて研究してきました。

外国人の子どものうち特別支援学級に入る子どもの割合は、日本人の子どもの場合と比べて高いとわかっています。

外国人の子どもは、日本人の子どもとは異なる理由やプロセスで「発達障害」とされたり、特別支援学級に入ったりしている可能性があります。

その実態について、教員や保護者、通訳へのインタビューを通じて分析してきました。

この本は、2019年1月に京都大学大学院文学研究科へ提出した修士論文の内容をもとにしています。

 

依頼(講演・寄稿)は、メールで連絡してください。

お願い

※わたしは現在、研究者ではなく、一般の会社員です。会社の職務に専念するため、研究活動の依頼にかんする連絡の全てにご対応することはできません。このことを踏まえ、あらかじめ以下、お願いさせていただいております。

(連絡方法)

  • メールで連絡してください
  • 返信が必要な場合は、連絡の趣旨を明確に書いてください

(依頼の条件)

  • 謝金、所要時間を含む条件を、依頼する最初のタイミングで必ず提示してください
    • 条件に見合った成果物を提供します
    • 条件の提示がない依頼は、一律お断りします
  • 中長期にわたるプロジェクトへの参加については、わたしと一定の交流があるメンバーから依頼してください

 

 よくある質問  

Q1. 「発達障害」の子どもは「通級による指導」の対象であり、特別支援学級には入れないのではないか?

A1. 「自閉症・情緒障害特別支援学級」という種類の特別支援学級では、自閉症やアスペルガー症候群などの「広汎性発達障害」で「他人との意思疎通及び対人関係の形成が困難」とされる子どもが支援の対象になります。

一方、「軽度発達障害」といわれる注意欠陥多動性障害や学習障害のみとされる子どもは、特別支援学級には入れず、「通級による指導」の対象となります。

「広汎性発達障害」と「軽度発達障害」では対応が異なるということです。(2013年の文部科学省通知、25文科初第756号)

「発達障害」だけでなく知的障害も持つと判断された場合、「知的障害特別支援学級」という種類の特別支援学級に入ることもあります。ーー補足資料はこちら.pdf

Q2._「発達障害」とされることは悪いことではない。「ネガティブなこと」のように捉えなくてもいいのではないか?.pdf

Q3._外国人の子どものケースだけを特別扱いして考える必要はないのではないか?.pdf

Q4._どうして外国人の子ども本人(カズキくんとケイタくん)にはインタビューをしないのか?.pdf   New! 

※よくある質問まとめ.pdf   New! 

 ①効果的な検査方法はあるか? 判断に迷ったら、どうするべきか?

 ②幼稚園や認定こども園には何ができるか?

 ③行政には何ができるか? 国・地方自治体それぞれについて。

 ④ボランティアには何ができるか?

 ⑤外国人の子どもとの接点のない人には何ができるか?.pdf  New! 

Q5. どうやって修士論文を本にしたのか?

 ①「完全無名」でもなんとかなる?! 約1年のスケジュール全体像

 ②「まだ1冊もない本」を書く。スタートラインは編集者との出会い  New! 

 ③「読みやすい本」の書き方って? 「論文口調」どう直す? New! 

 番外編①広がった活躍の場。1000人に単独講演?!

 番外編②「印税暮らし」ってできるの? 本の人気をチェックするには?  New! 

 

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