共同研究・競争的資金等の研究課題

2018年4月 - 2021年3月

豪雪地域高齢者の運転免許返納後の健康・生活行動の維持とその要因に関する縦断的研究

日本学術振興会  科学研究費助成事業 基盤研究(C)  基盤研究(C)

課題番号
18K10610
体系的課題番号
JP18K10610
配分額
(総額)
3,250,000円
(直接経費)
2,500,000円
(間接経費)
750,000円

豪雪地域に暮らす運転免許を返納した高齢者の健康・生活行動の変化や課題を明らかにすることを目的とし、運転免許を返納して5年以内の65歳以上の高齢者にインタビュー調査を実施した。
対象者の紹介は、A市の地域包括支援センターおよび市の保健師等に依頼書、研究説明書を用いて依頼し、協力の同意が得られた対象者に電話連絡をとり、インタビューのための日程・場所等について調整してインタビュー調査を行った。調査内容は、基本属性(年齢、家族構成)、運転免許を返納のきっかけや時期、健康状態、生活行動、移動手段、免許返納後の健康・生活行動の変化(降雪時、降雪時以外)、免許を返納して困っていること・問題と思うこと、免許を返納してから行っていること・気を付けていること、今後健康・生活行動を維持していくために必要と思うこと等とした。
令和元年9月から11月の期間に、男性7名、女性3名からインタビューを行った。運転免許返納時期は2カ月前から4年前で、返納理由は家族に勧められた、事故を起こした、健康上の不安などであった。年齢は77歳から92歳で、1人暮らしが3人、夫婦2人暮らしが5人、子どもと同居が2人で、すべての人が何らかの疾患をもち医療機関に受診していた。
今後は、インタビュー結果を分析し、免許返納後の健康・生活行動の変化、免許を返納して困っていること、免許を返納してから行っていること・気を付けていることについて明らかにしていく予定である。

リンク情報
KAKEN
https://kaken.nii.ac.jp/grant/KAKENHI-PROJECT-18K10610
ID情報
  • 課題番号 : 18K10610
  • 体系的課題番号 : JP18K10610