2015年4月 - 2019年3月
認知症ステージアプローチに基づく看護実践モデルの構築
日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(C) 基盤研究(C)
「認知症ステージアプローチに基づく看護実践モデル」は、「認知症者の安心・安寧を整える」ことを中心に、「認知症者の本質の理解」と「重要他者(家族、医療・ケア専門職)との関係づくり」で構成されることが分かった。更に、軽度のステージで、認知症者の能力を引き上げるケアが不足していることや、認知症者と家族の状況が大きく変わる「中等度~重度」の時期に「身体的アセスメント」、「心身を整える意図的介入」、「認知症者と家族の関係づくり」を何層にも積み重ねる、重層モデルであることが見出された。よって、認知症ケアの専門職研修として、施設/職種形態を越えた合同研修プログラムを考案することが課題として明確になった。
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- 課題番号 : 15K11770
- 体系的課題番号 : JP15K11770