2017年4月 - 2020年3月
膵島細胞症様変化に着目した糖尿病に対する次世代細胞療法の創成
日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(B) 基盤研究(B)
慢性膵炎組織でみられる膵島細胞症様変化ではストレス蛋白発現が認められ、薬剤障害モデルにおいても同様の蛋白が誘導されることが確認された。ストレス蛋白は移植組織片の生着を促進することが報告されているが、ストレス関連蛋白が膵島細胞症様変化を呈した移植片の生着にも関与している可能性は高いことが裏付けられた。また、膵島生着後の移植膵島の再生促進、血糖改善効果の可能性のある薬剤としてGLP-1の有用性が示唆された。
- リンク情報
- ID情報
-
- 課題番号 : 17H04270
- 体系的課題番号 : JP17H04270