第78回日本人類学会大会(大阪大学)

第78回日本人類学会大会(大阪大学)では、2024年10月13日に対面で高校生研究発表を実施しました。最優秀発表賞として1件、優秀発表として3件の発表に賞が授与されました。

受賞者の皆様、おめでとうございます!

 

年月日:2024年10月13日(日)

会場:梅田スカイビルタワーウエスト22階会議室フロア(〒531-6023 大阪市北区大淀中1-1-88)https://www.skybldg.co.jp/

発表演題:

1.色彩同化グリット錯視による色の見え方の変化 ■【最優秀発表賞】

 松川香菜実(国分寺高校3年)

2.マンチェスター法をベースにした復顔法の検証-誰が作っても同じになるのか-  □【優秀発表賞】

 月原桜太郎(山口高校3年)、齊藤栄太(同、3年)、脇真之(同、3年)、佐々木奏音(同、1年)

3.生活習慣および遺伝的要因(一塩基多型)がおよぼす睡眠への影響

 池崎永遠(天王寺高等学校)、秋田佳祐(同)、吉田來実(同)、北口美春(同)、亀田啓仁(同)

4.互いに血縁関係にある飼育下フサオマキザル個体群において 年齢及び順位変動が個体間交流に及ぼす影響  □【優秀発表賞】

 栗田絢音(関西大倉2年)、 森純怜(同、3年) 、浅井晴香(北野高校、2年)、飯盛彩香(同、1年)、 重松由菜 (同、1年)

5.アジアゾウの耳振り・尾振りと常同行動の関係性、アジアゾウはなぜどのような時に常同行動をするのか

 岡田美乃浬(関西大倉2年), 中井悠人(同、3年), 瀬川陽詩(同、1年), 濱田小太郎(同、1年)  □【優秀発表賞】

6.植生とプランクトン休眠卵の量および種類との関係

 平井理愛(天王寺高校3年)、伊藤ふくこ(同、1年) 、田中映那(同、1年)

7.ご理解 ゴリ解 僕たちのこと分かっているかい ー動物園飼育下におけるニシゴリラの行動

 伊藤まりん(京都教育大学附属高等学校2年)、橋本ゆうか(同、2年)、寺島奈美(同、2年)

 

高校生セッションのご案内

日本人類学会では、毎年秋に開催される大会で高校生セッションを設けています。2021年から始まった新しい企画ですが、皆様のご参加をお待ちしております!

設立趣旨

研究者や大学院生と触れあうことで、多くの高校生に生物としてのヒトや、研究者という職業への関心を喚起することを目的としています。

研究テーマ

ヒトの生物学的な研究に限らず、ひろく生物学全般、生物学以外の人間に関する科学的な研究を対象とします。

表彰

すぐれた研究に対して、最優秀発表賞(上位10~20%程度)、優秀発表賞(上位40~50%)を授与します。複数の人類学の研究者が審査にあたり、発表に対する講評を後日お知らせします。

審査方法

すべての発表を審査対象とします。研究テーマに限らず科学的にすぐれた研究を評価します。

発表資格

高等学校またはそれに準ずる学校の生徒とします。
ただし、中学生が応募することも可能としますが、審査基準は同一とします。

発表方法

  • 発表は単名でも連名(部活動やチームも含む)でも可能です。
  • ポスターによる発表です。
  • コアタイムに口頭によるプレゼンテーションを行ってください
    ※当日の会場・スケジュール等の詳細は、申込者に個別にご連絡いたします。
  • プレゼンテーション担当者は、単独、複数いずれの方式も可といたします。
    • 当日参加が難しい場合、ポスターを大会事務局に事前送付し、オンラインでの口頭プレゼンテーションで参加することも可能です。
    • ポスター送付・印刷方法などについてご相談にのりますので、お気軽にお問合せ下さい。

申込方法

参加は無料です。
申し込みフォームからお申込み下さい。
高校生セッションにお申込みいただくことで、発表者と引率者(原則1名)は大会の全セッションに、無料でご参加頂くことができます。
※大会の事情で他セッションへの参加は有料になる場合があります。

 

第77回日本人類学会大会(東北大学)

 

第77回日本人類学会大会(東北大学)では、2023年10月8日に対面+オンラインで高校生研究発表を実施しました。最優秀発表賞として1件、優秀発表として3件の発表に賞が授与されました。

受賞者の皆様、おめでとうございます!

年月日:2023年10月8日(日)

会場:東北大学星稜キャンパス https://www.tohoku-kyoritz.jp/asn2023/

発表演題:

  1. 頭骨の多様性の意義とは?
    高見胡珀(新潟高校1年)■【優秀発表賞】 講評
  2. カモの最適な生活環境に関する考察
    中井悠人、森純怜(関西大倉高校2年) 講評
  3. 子キリンにおける社会的行動の傾向の変化
    山口隼(関西大倉高校2年) 本田克樹(北野高校2年) 鈴木空翔(北野高校2年) 講評
  4. 死して屍拾い鞣す者あり
    加来蓮一(国分寺高校2年) ■【優秀発表賞】 講評
  5. 天然記念物カラスバトの行動パターンをGPS発信機で明らかにする
    納谷莉子、山田美弥(都立国分寺高校2年) ■【優秀発表賞】 講評
  6. 音声から探る!謎多きカラスバト〜カラスバトは何を考え鳴くのか〜
    相田麻衣、中村悠季(都立国分寺高校2年)、友常怜、西田翔馬(都立国分寺高校1年)■【最優秀発表賞】 講評
  7. 色調の変化による視認性の相違
    菊池姫乃(文京学院大学女子高等学校2年) 講評
  8. 眼球運動は眼精疲労の緩和に関与するか?
    藤本結真、吉田果穂(文京学院大学女子高等学校2年) 講評

第76回日本人類学会大会・第38回日本霊長類学会大会連合大会

実施年月日:2022年9月18日

会場:京都産業会館ホール

  • P-H01 行動観察からみた飼育ウミウの社会関係
     金谷旺次朗、馬場壮志、北川愛莉、福田王子、大野孝斗、山内健心、津田涼榎、濱口天弥、三輪玲温(岐阜県立関高等学校)
  • P-H02 お餅を食べた後のアクエリアスはなぜ苦いか?
     鞍貫心美、佐藤夏妃(東京都立国分寺高等学校)
  • P-H03 効果的な注意方法についてのガイドライン
     鈴木史麿(東京都立国分寺高校)
  • P-H04 ネパール料理店の一般市場への進出の可能性 -大久保地域におけるネパール人エスニック・ビジネスの現状分析-
     吉田千晴(渋谷教育学園渋谷高等学校)
  • P-H05 犬はなんと鳴いている? 人間と音とオノマトペ
     能勢あすか(渋谷教育学園渋谷高等学校)■【最優秀発表賞】
  • P-H06 高崎山に生息するサルのストレス行動の要因
     岩永航、池田太陽、岩屋円、大津華奈、斎藤智亜、鈴木麻希(大分県立大分舞鶴高等学校)■【優秀発表賞】
第75回日本人類学会大会(東京大学・オンライン)

第75回日本人類学会大会(東京大学・オンライン、大会長 河村正二)では、2021年10月10日にオンラインで高校生研究発表を実施しました。優秀な発表として3件の発表に賞が授与されました。

受賞者の皆様、おめでとうございます!

最優秀発表賞

藤木 泉 さん(東京都立国分寺高等学校3年)
マガーク効果における視覚と聴覚のゆらぎ

大会参加者からのコメント

優秀発表賞

石渡 有紗 さん(東京都立国分寺高等学校3年)
サイエンスコミュニケーションプロジェクト

大会参加者からのコメント

優秀発表賞

藤本 彩 さん(三田国際学園高等学校1年)
あるフレーズを異なる言葉に聞こえさせる不思議なテクニック

大会参加者からのコメント