コミュニティの紹介

基盤研究(B) 縄文文化形成期の北町低湿地遺跡における古環境と生業の地域的解明

基盤研究(B)「縄文文化形成期の北町低湿地遺跡における古環境と生業の地域的解明」(2020-2022)

研究代表者

長井謙治(愛知学院大学)全体総括

研究分担者

卜部厚志(新潟大学)地質・地形・堆積

米田穣(東京大学)考古科学グループ統率/土器同位体・年代

研究協力者

宮田佳樹(東京大学)土器脂質分析

太田博樹(東京大学)環境DNA

佐々木由香(東京大学)植物遺存体

丸山真史(東海大学)魚骨

能城修一(明治大学)木材

下岡順直(立正大学)ルミネッセンス・年代

澤田純明(新潟医療福祉大学)動物焼骨

渋谷綾子(東京大学)残留デンプン粒

中村由克(明治大学)石器石材

小林和貴(東北大学)植物繊維

旭愛(科学警察研究所)毛髪・繊維

吉川昌伸(古代の森研究舎)花粉・珪藻

角田朋行(南陽市教育委員会)文化財行政

麻柄一志(魚津歴史民俗博物館)発掘・保存

小熊博史(長岡市立科学博物館)土器

プロジェクト・メンバー

山地涼介(愛知学院大学大学院・博士前期課程)

杉山歩夢(愛知学院大学大学院・博士前期課程)

研究の要約

縄文化プロセスの理解には、ローカルな自然環境の変化と人類の適応過程について、これまで以上に細かな時空間スケールで明らかにする必要があったが、現状では更新世/完新世移行期の古気候に関する考古学的議論は、地球規模の気候変動の情報に依拠している部分が多く、限られていた印象がある。北町遺跡にはこの点を克服するための豊かな情報があり、空間の精度が高い点も重要である。そこで、北町遺跡に残された情報を十二分に収集・管理・研究・保存・公開することを目的とし て、考古学・地質学・保存科学・動物考古学・植物考古学・木材学・生化学・分析科学・埋蔵文化財行政からなる学際的な研究組織をつくり、最新考古科学による分析技術を導入して北町遺跡の学術的価値を掘り深めるプロジェクトを開始した。

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環境DNA試料の採取

愛知学院大学保管の土塊調査

 

調査日:令和2(2020)年10月15日 10:30~

場所:愛知学院大学文学部9号棟

参加者:太田・長井

 

太田博樹による試料サンプリングを実施した。愛知学院大学考古資料整理室の冷蔵庫に保管していた 1 号住居址床面付近のサンプル土塊(13~16 番)を対象として、縄文時代草創期の生活層順から環境 DNA を分析するための土壌試料を採取した。

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掲示板

報告書刊行

『北町遺跡ードドメキ地点・新田前地点ー』

遺跡発見の経緯となった報告書を2020年3月に刊行しました。 

 

『北町遺跡ードドメキ地点・新田前地点ー』南陽市埋蔵文化財調査報告書21 

 

防火水槽工事に先立って南陽市と東北芸術工科大学が実施した最初の試掘調査のものです。現在、駐車場となっている場所にあたります。

 

報告書はこちらからダウンロードできます。

お知らせ

第34回東北旧石器文化を語る会で発表しました。

 

2020年度の活動の記録については、第34回東北旧石器文化を語る会(2020.12.26オンライン大会)で発表しました。

 

長井謙治2020「日向洞窟遺跡 2020 年発掘調査」『第34回東北旧石器文化を語る会予稿集』東北日本の旧石器文化を語る会

長井謙治・米田 穣・卜部厚志・佐々木由香・能城修一・丸山真史 ・太田博樹 ・渋谷綾子・宮田佳樹・下岡順直 ・小林和貴 ・鈴木三男 ・佐々木繁喜・角田朋行 2020「2020 年北町遺跡共同調査の記録」『第34回東北旧石器文化を語る会予稿集』東北日本の旧石器文化を語る会

 

発表当日は、村上昇さん、小野章太郎さん、直江康雄さん、山田しょうさんらから質疑を頂きました。コメント下さった皆様に感謝しています。ありがとうございました。

 

当日の発表要旨はこちらから、ダウンロードできます。

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会議

コア試料分析班による研究打ち合わせ

日時:令和3(2021)年5月2日 13:00-15:00 オンライン開催

参加者:卜部、太田、米田、吉川、佐々木、下岡、長井

 

北町遺跡隣接地から採取したボーリングコアの年代測定値を照合させて、今後の古環境分析計画について打ち合わせをしました。花粉が採取できそうな更新世/完新世初頭にあたる湖岸コアを対象として、まずは細かな年代的スケールをつくることを目指します。年代測定は東大で実施して、その後にコア試料は古代の森研究舎に移送します。

なお、太田博樹による古代DNAに関する研究進捗報告もありました。

 

6月に更なる研究進捗報告会をお願いします。

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全体会議(第 1 回勉強会)

日程:令和2(2020)年 8月2日(日)13:00~15:30 オンライン開催

参加者:長井、米田、卜部、太田、佐々木、澤田、能城、下岡、丸山、旭、吉川、石原、宮田、中村、山地

 

趣旨
プロジェクトの具体化を図るための情報の共有と、今後の調査方針についての話し合い。
次第
1.遺跡とプロジェクトの目的について(長井)
2.プロジェクト全体のスケジュールについて(長井)
3.報告/話題提供
 米田 :更新世~完新世初頭の適応と土器について
 卜部:北町遺跡周辺のボーリング調査について

 

 

 

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研究打ち合わせ

日時:令和3(2021)年3月25日

場所:東京大学総合研究博物館

参加者:米田、佐々木、長井、麻柄

 

令和3(2021)年度の夏季発掘調査に向けて、低湿地発掘調査方法について意見交換しました。

 

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ゲノム分科会

 

日時:2020年6月30日(火) 13:30~ オンライン開催

参加者:太田、米田、長井

 

環境DNAサンプリングの方法について打ち合わせをした。愛知学院大学考古学研究室の冷蔵庫に保管している土塊を対象として、50㎜キューブで柱穴を傷つけないよう実施することとした。

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北町遺跡隣接地のボーリング調査

北町遺跡ボーリング調査

調査日:令和2(2020)年8 月 28 日・29 日

参加者:卜部、長井、角田

 

長井の発掘知見と卜部の地形的検分を突き合わせてボ ーリング調査地点を定めた。

2018・19 年度発掘調査区の脇から 1 本(KTA-1)、章和不動産 の管理地から4本(KTA-2,3,4,5)の計5本のボーリングコア試料(口径86㎜)を採取した。平板・レベル測 量によりボーリング地点位置図を記録した。

ボーリング掘削には、自走式ボーリング機器(東和利根ボ ーリング社製エコプローブ EP-26 )を用いた。

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