共同研究・競争的資金等の研究課題

2016年4月 - 2018年3月

カエルの合唱法則に基づく群知能アルゴリズムの創出

日本学術振興会  科学研究費助成事業 挑戦的萌芽研究  挑戦的萌芽研究

課題番号
16K12396
体系的課題番号
JP16K12396
配分額
(総額)
3,380,000円
(直接経費)
2,600,000円
(間接経費)
780,000円

カエルの合唱法則を対象にした基礎研究および応用研究に取り組んだ。日本の広範囲に生息するニホンアマガエルは、オスがメスを呼ぶために集団で鳴き声を発する。この行動を計測すると、短時間スケールでは鳴くタイミングをずらし、長時間スケールでは発声状態と休止状態を協調的に切り替えることがわかってきた。本研究では、これらの現象をカエルが内部状態と相互作用に応じて自身の状態を時間離散的に切り替えるハイブリッド力学モデルとして記述した。そのうえで、提案モデルを拡張し無線センサネットワーク上で自律分散的に動作する通信方式を提案した。さらに、提案モデルを用いた数値シミュレーションを行い、その有効性を検証した。

リンク情報
URL
http://kaken.nii.ac.jp/file/KAKENHI-PROJECT-16K12396/16K12396seika.pdf
KAKEN
https://kaken.nii.ac.jp/grant/KAKENHI-PROJECT-16K12396
ID情報
  • 課題番号 : 16K12396
  • 体系的課題番号 : JP16K12396