2016年8月 - 2018年3月
認知機能を有する自己組織化ネットワークアーキテクチャの確立
日本学術振興会 科学研究費助成事業 研究活動スタート支援 研究活動スタート支援
大規模、複雑なネットワークに向けて注目される自己組織化制御は高い拡張性、適応性、柔軟性を有する一方、制御のために得られる情報が不確実となり、性能の低下を招きうる。そこで、不確実な知覚情報に基づきながらも互いの協調を通して適切な行動選択を行う生物のグループにおいて見られる集団的行動選択の概念をネットワーク制御へと応用した。無線センサネットワークにおけるチャネル選択を題材として、集団的行動選択の概念を導入し、シミュレーションを通して、情報が不確実な環境下であっても、ノード同士の協調により、適切なチャネルの選択が実現できることを示した。
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- 課題番号 : 16H06915
- 体系的課題番号 : JP16H06915