2018年12月
公立野辺地病院歯科口腔外科における10年間の悪性腫瘍症例の臨床的検討
みちのく歯学会雑誌
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- 巻
- 49
- 号
- 1-2
- 開始ページ
- 44
- 終了ページ
- 46
- 記述言語
- 日本語
- 掲載種別
- 出版者・発行元
- 東北地区歯科医学会
当院は病床数約150床の僻地医療拠点病院である。今回、2008年4月〜2018年3月に歯科口腔外科を受診し病理組織学的に悪性腫瘍と診断された23例を対象とし、「年齢」「性別」「発生部位」「組織型」「病期分類」「治療法」「加療施設」「治療成績」などについて検討した。発生部位は舌10例、下顎歯肉5例、上顎歯肉3例、口底2例、硬口蓋2例、頸部1例であった。組織型は扁平上皮癌16例、疣贅性癌3例、粘表皮癌1例、未分化癌1例、悪性リンパ腫1例、紡錘細胞癌1例であった。治療法は手術療法単独16例、放射線療法単独2例、化学療法+放射線療法4例、手術療法+化学療法+放射線療法1例であった。加療施設は当科9例、当院内科1例、弘前大学病院歯科口腔外科11例、東北大学病院顎顔面外科1例、青森県立中央病院呼吸器内科1例であった。治療成績(5年累積生存率)は84.1%であった。
- ID情報
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- ISSN : 0385-0099
- 医中誌Web ID : 2019349668