2016年6月
J-PARC RCSにおける奇数次ビーム負荷によるビーム挙動のシミュレーション
Proceedings of 7th International Particle Accelerator Conference (IPAC '16) (Internet)
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- 開始ページ
- 3443
- 終了ページ
- 3445
- 記述言語
- 英語
- 掲載種別
- DOI
- 10.18429/JACoW-IPAC2016-THPMR025
J-PARC RCSでは、ハーモニック数2において2バンチを加速している。このため、ビーム電流の主なフーリエ成分は偶数次となる。しかし、奇数次成分は初期において非常に小さな成分しか持たないにも関わらず、ある条件下では増大することがある。粒子トラッキングシミュレーションが示唆するところでは、2つのバンチの離合及びバンチ幅の増大・減少が奇数次のウエイク電圧によって引き起こされ、それが奇数次込のポテンシャルとうまく同期することで、ビームが不安定になることが分かった。RCSにおける奇数次のビーム負荷効果について、粒子追跡シミュレーションの結果を示す。
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- DOI : 10.18429/JACoW-IPAC2016-THPMR025