2013年6月
J-PARC MRのビームローディング補償システムの調整
Proceedings of 4th International Particle Accelerator Conference (IPAC '13) (Internet)
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- 開始ページ
- 2540
- 終了ページ
- 2542
- 記述言語
- 英語
- 掲載種別
ビームローディング補償はJ-PARC MRにおいて大強度ビームを加速するのに不可欠である。MA空胴は単一ハーモニック(h=9)で駆動されるが、空胴の帯域には隣のハーモニクス(h=8,10)も含まれるため、ウェーク電圧はこれらのハーモニクスの重畳となる。これら3つのハーモニクスのビームローディング補償として、われわれはrfフィードフォワード法を採用している。フルデジタルのフィードフォワードシステムを開発した。8つの空胴すべてについて、1.0$\times$10$^{14}$pppの大強度ビームを用いて調整を行った。調整結果について報告する。ビームの見るインピーダンスを下げ、縦方向振動を減少させることに成功した。200kWのビームパワーでの運転に成功した。