反応度事故模擬実験(RIA)に関するOECDの国際プロジェクトであるCabri水ループ計画(CIP)に関し、実験結果の解析に特化したワーキンググループ(CIP Analytical Group)のワークショップが2020年度より開催される。本件は、第一回目となる10月の会合において、主催機関である仏・放射線防護原子力安全研究所(IRSN)の要請に基づき、本年度の実施が予定されているCIP1-2B及びCIP3-1R実験を対象として原子力機構が実施した、事故時燃料挙動解析コードRANNSによる解析結果について紹介するものである。