2021年3月
奈良県十津川村と北海道新十津川町の交流の履歴 ―災害に伴う集団移住の縁を未来につなぐ―
奈良教育大学次世代教員養成センター研究紀要
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回数 : 816
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- 巻
- 7
- 号
- 開始ページ
- 277
- 終了ページ
- 283
- 記述言語
- 日本語
- 掲載種別
- 速報,短報,研究ノート等(大学,研究機関紀要)
- DOI
- 10.20636/00013455
- 出版者・発行元
- 奈良教育大学次世代教員養成センター
奈良県十津川村と北海道の新十津川町は、遠く離れていても密な交流を保っている。1889年に発生した十津川大水害に伴う集団移住を契機とする「母子の村」の縁が、130年の長きにわたり続いている。本研究では、十津川村と新十津川町の交流の履歴について、第二次世界大戦後を中心に概要を把握し整理した。その結果、両地域の交流の歩みは、特徴や状況の異なる4つの時期に区分できることが明らかになった。また、交流は地方自治体どうしにとどまらず、民間団体や学校教育へと広がりを見せており、このことが両地域間の交流の持続可能性を高めている。
- リンク情報
- ID情報
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- DOI : 10.20636/00013455
- ISSN : 2189-3039
- CiNii Articles ID : 120007030760
- CiNii Books ID : AA12746196
- CiNii Research ID : 1390290699866118400