講演・口頭発表等

粒径の異なる黒雲母におけるCs吸着構造の解明

第24回XAFS討論会
  • 辻 卓也
  • ,
  • 松村 大樹
  • ,
  • 小林 徹

開催年月日
2021年9月
記述言語
日本語
会議種別
開催地
千葉(online)
国・地域
日本

福島の土壌中においてセシウムは一部の粒子に凝集しており、セシウム濃度がppmオーダーの粒子の存在が確認されている。また、様々な粘土鉱物の中でも特に風化黒雲母にセシウムが強く固定されていることが、これまでの研究によりわかっている。我々はこれまでの研究により、風化黒雲母やイライトを用いてCs吸着構造の濃度依存性をXAFSにより明らかにし、層間の狭いサイトにCsが選択的に強く吸着していることを明らかにした。本研究では、未風化の黒雲母を遊星ボールミルにより物理粉砕し粒度分別を行い、風化を模擬した層構造の物理的変性とCs吸着構造変化を明らかにした。

リンク情報
URL
https://jopss.jaea.go.jp/search/servlet/search?5072571