2019年4月 - 2022年3月
酸化物半導体と通電加熱を用いたCFRPの可逆的接着手法の新規開発と接合挙動評価
日本学術振興会 科学研究費助成事業 若手研究 若手研究
本研究では,金属酸化物半導体がCFRPの接合強度および接合層の樹脂の熱分解挙動に及ぼす影響を解明することを目的とした.金属酸化物半導体として酸化クロム粉末を用いて,CFRPの母材樹脂の熱分解を行った結果,酸化反応の触媒効果により,均質な樹脂の熱分解が実現可能であることが分かった.この酸化クロム粉末による触媒効果をCFRPの接合プロセスに応用した結果,酸化クロム粉末を用いて表面処理を行った場合では,引張せん断強度の向上が確認された.
- ID情報
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- 課題番号 : 19K14852
- 体系的課題番号 : JP19K14852
この研究課題の成果一覧
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MISC
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日本材料学会 第55回X線材料強度に関するシンポジウム講演論文集,23 55th 82-85 2021年10月
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第11回 日本複合材料会議 (JCCM-11) 講演論文集 1B03 2020年3月 責任著者
講演・口頭発表等
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第11回 日本複合材料会議 (JCCM-11) 2020年3月17日