2019年4月 - 2022年3月
日米医工連携による補助人工心臓技術を組込んだ体外心臓灌流システムの開発
日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(B) 基盤研究(B)
体外心臓灌流(EVHP)は、欧米の移植医療において摘出したドナー心臓の保存や移植適合性評価のために使用されている。EVHPの歴史において、灌流方式は大動脈に圧をかけ冠灌流のみを行うResting modeと、左心房に灌流液を流入させ心臓自身に拍出させるWorking modeがある。我々は、左心室補助人工心臓(LVAD)を組込んだCo-pulse心拍同期左心室補助型Working mode, 「LVAD mode」を新規に開発した。ブタ心臓を用いた6時間EVHPにおいて、開発したLVAD modeはRestingおよびWorking modeと比較して、心機能がより保存できることを示した。
- ID情報
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- 課題番号 : 19H03723
- 体系的課題番号 : JP19H03723
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