共同研究・競争的資金等の研究課題

2015年6月 - 2020年3月

多様な質感認識の科学的解明と革新的質感技術の創出

日本学術振興会  科学研究費助成事業 新学術領域研究(研究領域提案型)  新学術領域研究(研究領域提案型)

課題番号
15H05914
配分額
(総額)
111,930,000円
(直接経費)
86,100,000円
(間接経費)
25,830,000円

・2018年6月27日-6月29日に北海道大学学術交流会館にて第六回班会議、2019年3月13日-15日に兵庫県立 淡路夢舞台国際会議場にて第七回班会議をそれぞれ開催した。計画班・公募班を合わせた約150名の班員が参加し、口頭発表およびポスター発表の形で、熱心な議論が行われた。
・各班会議に合わせて総括班会議を開催した。そのほか、1ヵ月に一回のペースでインターネット会議システムを利用した総括班連絡会議を行うことで、総括班内の 密接な連絡をとっている。共有資産として広島市立大学に導入したマルチマテリアルの3Dプリンタは高い利用実績補を示し、質感刺激反応データベースの領域内利用も進んできた。 総括班を中心とした領域メンバーが各専門分野の内容を広くわかりやすく解説するWebinar形式のランチタイム質感チュートリアルを月一回のペースで実施した。
・領域の活動の広報のため、質感にかかわる研究を紹介するYouTubeチャンネルを解説した。前年度末にまとめたニュースレターNo.2を公開した。日本神経回路学会のオータムスクールASCONE2018『リアリティを生むメカニズム』を領域としてサポートし、6名の講師のうち5名を領域から派遣した。IEEE VR Osakaで領域メンバーを中心にプロジェクションマッピングに関するチュートリアルを行うなど、研究者コミュニティへの情報発信に努めた。2018年10月10日に東京工業大学すずかけホールで開催された「質感のつどい」の第四回公開フォーラムを後援し、領域を超えた質感研究コミュニティの熟成を図った。
・NIIおよび東京藝術大学が中心になってデッサン画のデータベースを構築した。電気通信大学で作ってきた質感素材データベースの領域内公開も行った。

ID情報
  • 課題番号 : 15H05914