MISC

2009年7月

余裕深度処分に関する安全規制; 国の報告書のレビュー及び解説

JAEA-Review 2009-011
  • 邉見 光

開始ページ
50
終了ページ
記述言語
日本語
掲載種別
機関テクニカルレポート,技術報告書,プレプリント等
DOI
10.11484/jaea-review-2009-011

低レベル放射性廃棄物のうち、放射能濃度が大きい炉心等廃棄物については、余裕深度処分の事業化に向けた準備が進められていることから、原子力安全委員会は、従来の低レベル放射性廃棄物に対する安全審査指針を改訂するための検討を行っている。今般、原子力安全委員会は、改訂に向けて、余裕深度処分にかかわる新しい安全規制の基本的考え方を中間報告として示し、さらに、濃度上限値の見直しを行って推奨値を示すとともに、余裕深度処分と地層処分の区分を明確にした。余裕深度処分対象の放射性廃棄物には、半減期が極めて長い放射性核種が含まれることから、その安全評価期間も極めて長期に渡る。そのような不確実性が大きな評価に対して中間報告では、リスク論的考え方をもとに安全評価シナリオを三つに分類すべきことが提案された。このような考え方は、同じく評価期間が長期に渡る地層処分の安全評価でも基本となると予想され、将来的に極めて重要である。本報告書は、余裕深度処分にかかわる安全規制を体系的に取りまとめるために、その考え方や法令,背景を踏まえて、それらに関する国の報告書を概説したものである。

リンク情報
DOI
https://doi.org/10.11484/jaea-review-2009-011
URL
https://jopss.jaea.go.jp/search/servlet/search?5019054
ID情報
  • DOI : 10.11484/jaea-review-2009-011

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