論文

査読有り
2016年10月

花崗岩およびその構成鉱物へのトリウムの収着挙動

Journal of Nuclear Science and Technology
  • 飯田 芳久
  • ,
  • 山口 徹治
  • ,
  • 田中 忠夫
  • ,
  • 邉見 光

53
10
開始ページ
1573
終了ページ
1584
記述言語
英語
掲載種別
DOI
10.1080/00223131.2016.1138901

花崗岩へのトリウム(Th)の収着挙動を調べるため、花崗岩およびその主要構成鉱物である石英, 長石および黒雲母を対象としたバッチ収着実験を、pHおよび炭酸濃度をパラメータとして実施した。得られた分配係数は、炭酸濃度の上昇に伴い減少し、pH9-10で極小値を示した。この吸着傾向は、溶液中でのThの水酸化炭酸錯体の形成によるものである。Th収着の強さは、雲母, 長石, 石英=花崗岩の順であった。これら鉱物へのThの収着挙動を、電気三重層表面錯体モデルにより解析した。Thの内圏錯形成を仮定することにより、モデル計算は実験結果をよく説明した。花崗岩へのThの収着挙動については、主に長石表面サイトへの錯形成により説明可能であることが示された。

リンク情報
DOI
https://doi.org/10.1080/00223131.2016.1138901
URL
https://jopss.jaea.go.jp/search/servlet/search?5048736
ID情報
  • DOI : 10.1080/00223131.2016.1138901
  • ISSN : 0022-3131

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