MISC

2021年2月

鉛ビスマス試験装置データ処理ツールの製作

JAEA-Technology 2020-021
  • 八巻 賢一*
  • ,
  • 北 智士*
  • ,
  • 大林 寛生
  • ,
  • 有吉 玄
  • ,
  • 斎藤 滋
  • ,
  • 佐々 敏信

開始ページ
26
終了ページ
記述言語
日本語
掲載種別
機関テクニカルレポート,技術報告書,プレプリント等
DOI
10.11484/jaea-technology-2020-021

計測機器のデジタル化が進むとともに、大型試験装置はPLC(Programmable Logic Controller)制御が主体となり、多くの試験装置がデジタル化されるようになった。また、データ記憶装置の大容量化により、PLCが管理する計測値を、実験期間全般にわたって記録可能となった。これらの記録から、鋼材の腐食試験時の環境の影響や、動特性試験時に生じた変化や異常等の現象を、多角的に分析することが容易になった。一方、長時間に及ぶ試験においては、記録されたデータ数が膨大になり、データ処理や異常を分析する際のデータ抽出に多くの時間と労力を必要とすることになった。また、PLC毎に異なるログデータ仕様にも注意し、正確にデータを整合する必要も生じている。そこで、現在核変換ディビジョンに設置する鉛ビスマス試験装置のPLCからのデータを、任意に抽出・結合・処理するためのツールを作成し、データ分析に要する作業の効率化を図った。

リンク情報
DOI
https://doi.org/10.11484/jaea-technology-2020-021
URL
https://jopss.jaea.go.jp/search/servlet/search?5070239
ID情報
  • DOI : 10.11484/jaea-technology-2020-021

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