2008年 - 2011年
スポーツ技能の獲得・向上への力学系理論からの統合的理解
文部科学省 科学研究費補助金(基盤研究(A)) 基盤研究(A)
- 課題番号
- 20240060
- 体系的課題番号
- JP20240060
- 担当区分
- 連携研究者
- 配分額
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- (総額)
- 50,960,000円
- (直接経費)
- 39,200,000円
- (間接経費)
- 11,760,000円
- 資金種別
- 競争的資金
今年度は9月と2月に全体研究会を,5月,11月に個別研究会を開催し,昨年度導入した光学式動作解析装置による共通実験系並びに固有実験系での測定・解析について検討を行った.そこでは広範囲な測定空間での高格式動作解析装置の利用可能性とともに屋外での利用可能性についても検討を加え,屋内であれば10メートル四方の空間は,大型マーカーを利用したキャリブレーションを行うことによって測定可能であることが判明した.また屋外については木立などの緑色に対するマーカーの抽出が困難であることが判明し,屋外でも測定可能ではあるが背景等に留意する必要があることが明らかになった.また,周期動作のダイナミクスとしてブランコ漕ぎ動作に着目し,幼児及び大人のデータを取得し,解析を行い,現在論文化の途中である.そこでは,単純な力学系理論によって人間のブランコ漕ぎ運動が記述できることがシミュレーションと比較しながら明らかになっている.また,対人ダイナミクスとして剣道とフラッグ鬼ごっこの1対1の攻防動作の解析を進め,攻防の振る舞いを記述できる集合変数を同定しているところである.さらには,取得したサッカーおよびホッケーのデータに基づき力学系理論からの解析を進め,攻撃の成功と失敗を表す秩序パラメータとして選手全体の位置とボールとの関係を定量化したものが有効な指標であり,さらにこの成功と失敗を決定する制御パラメータがチーム間...
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- ID情報
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- 課題番号 : 20240060
- 体系的課題番号 : JP20240060
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Physical Review E 107(4) 2023年4月10日 査読有り