講演・口頭発表等

福島第一原子力発電所に流入する地下水を対象とした$^{3}$H分析迅速化の検討,1; トリチウムカラムの適用性確認

日本原子力学会2016年春の年会
  • 佐々木 誉幸*
  • ,
  • 秋元 友寿*
  • ,
  • 関 晃太郎
  • ,
  • 永野 美里*
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  • 石森 健一郎
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  • 上野 隆
  • ,
  • 亀尾 裕

開催年月日
2016年3月
記述言語
日本語
会議種別
開催地
仙台
国・地域
日本

福島第一原子力発電所(1F)では、汚染水の漏洩検知や環境モニタリング等の目的で、地下水、海水等の多数の試料を対象にトリチウム分析を実施している。トリチウム分析は、常圧蒸留法で精製し、液体シンチレーションカウンタで測定しているが、蒸留装置を設置できるエリアが限られていることなどから、分析できる検体数が限られている。トリチウムの迅速分析として、トリチウムカラム(Eichrom Technologies社製)と、液体シンチレーションカウンタを組み合わせた方法を、地下水を想定した模擬試料を用いて検討を行い、1Fにおけるトリチウム分析への適用性確認を実施した。

リンク情報
URL
https://jopss.jaea.go.jp/search/servlet/search?5054213