安部 雅人 博士
基本情報
- 所属
- 東北大学 東北大学大学院農学研究科次世代食産業創造センター 東北大学復興農学マイスター兼IT農学マイスター (博士(農学))(東北大学:国際開発学分野))
- 東洋学園大学 現代経営学部 特別招聘教授 (博士(農学))(東北大学:国際開発学分野))
- 学位
-
修士(国際文化)(東北大学)博士(農学)(※国際開発学)(東北大学)
- 通称等の別名
- 安部 雅人 博士
- 研究者番号
- 71028016
- J-GLOBAL ID
- 201601020753530317
- researchmap会員ID
- B000267615
- 外部リンク
名門「上杉家」の城下町である山形県米沢市の生まれであります。かつて、旧米沢藩の藩祖であり武道に優れた不識公(上杉謙信公)のご遺骸は、明治維新後、歴代の上杉家当主が永眠している「上杉家廟所」に埋葬されるまでの江戸時代初期から明治維新までの長い間、米沢城本丸の南東隅にあった御堂(祠堂)にて「神」として安置され奉られていました。その後、中興の祖であり文道に優れた鷹山公(上杉治憲公)は、「藩政改革」の実施および「伝国の辞」により君主における民衆に対しての民主主義の尊さを説き、故ジョン・フィッツジェラルド・ケネディ第35代アメリカ合衆国大統領からも尊敬されました。そうした、武道および文道に優れた祖先を持つ地域に青春期まで過ごしました。
山形県立米沢興譲館高等学校在学中は、旧制米沢興譲館中学校時代から伝統のある高下駄(※デカンショ)を愛用しながら"Nur wer die Sehnsucht kennt,Weiß,was ich leide! "の詩を志にしながら過ごして参りました。
盆地米沢は、地理的には狭くはありますが、旧制米沢興譲館中学校の校歌にも謳われてる志を尊重しながら、我の努力を広げ、我の勲を大にしながら足を正義の上に立て、眼は世界の遠きを見つめ、高き理想を望みながら不撓不屈に邁進していく所存であります。
さて、国際政治学の舞台では、ナショナル・インタレストを巡るパワー・ポリティクスの観点から、様々な研究分析が行われております。私の場合、中央アジアのカスピ海周辺地域における石油・天然ガス開発とパイプライン・プロジェクトに係るカスピ海周辺諸国、その他関係諸国、メジャー・商社、国際機関等の行動に注目し、国際レジーム論や国際協調論等の観点から独自に研究を進めております。現在でも、同上の観点からユーラシアにおける天然ガス市場に対するロシアの天然ガス輸出戦略等について、ウクライナ東部情勢の動向等も踏まえながら研究分析を行っております。
他方、国際開発学の分野においては、発展途上国を対象とした持続可能型開発に係る社会システム論についての研究分析を行っております。具体的には、都市部と地方部との間で経済格差がさらに拡大するという社会的矛盾がみられているベトナムに注目し、これまで貧困緩和のために発展途上国に対して行われてきた地方電化事業の援助形態の特質を踏まえながら、ベトナムの北部山岳部地域を中心に進められている地方電化事業についての研究分析を行いました。その結果、発展途上国において持続的で汎用性のある地方電化事業を進めていくためには、①技術伝達・選択、②制度設計、③住民参加といった3つの要素が重要であることを解明すると共にエンパワーメント論に関する新たな研究等も実践しております。
現在は、前述した研究に加えて日本の農村社会の過疎化問題に対処するために、メキシコの国公立大学等において実践されている「地域社会サービス事業」を参考としながら、全国の「限界集落」と「準限界集落」を対象に「日本版地域社会サービス事業」を組織的かつ継続的に実践する試みについての研究等も行っております。
また、私は、基礎教育を担う小学校教諭こそ「博士号」が必要との見解を持っております。そのため、自ら小学校児童を対象とした「環境問題」「SDGs」「国際紛争」「国際開発」等々の学習教材や総合的な学習の時間、社会科の指導案を作成し、公私立小学校で実践しております。「理論と実践の融合・往還」に心血を注いでいる国際開発を専門とされる研究者[東北大学:博士(農学)]ともいえます。実際、小学校教諭1種免許・中学校教諭1種免許(社会)・高校教諭1種免許(地歴・公民)・学校図書館司書教諭免許を持ち、東洋学園大学現代経営学部特別招聘教授を勤める一方で、国内の小学校にて「総合的な学習の時間」等の授業を行った実践歴もあります。近年、宮城教育大学附属小学校にて開催されている公開研究会及び授業研究会に全て参加しており、研究討議にも参加しております。直近では、国際開発学会第26回春季大会(2025年6月)において、「グローバル社会におけるSDGs教育の展望」というテーマにて研究発表をしております。また、宮城教育大学教職大学院の「グローカル教育課題の探究」の授業の一部について佐藤哲也副学長を補佐する形で協力しております。
今後とも、御指導、御鞭撻を賜りますよう宜しく御願い申し上げます。
(経歴)
山形県立米沢興譲館高等学校卒業
東北大学大学院国際文化研究科国際地域文化論専攻(イスラム圏研究)博士課程前期修了: 修士(国際文化)
東北大学大学院農学研究科資源環境経済学専攻 (資源政策学分野)博士課程後期修了: 博士(農学)(※国際開発学)
(所属学会)
日本国際政治学会、国際開発学会、日本安全保障・危機管理学会、地域活性化学会
(教員免許)
高等学校教諭一種免許(地理歴史・公民)(平7高1第19134号)(東京都教育委員会)(※教員免許更新確認証明書:宮城県教育委員会/令一第ニ四四号)
中学校教諭一種免許(社会)(平7中1第18431号)(東京都教育委員会)(※教員免許更新確認証明書:宮城県教育委員会/令一第ニ四四号)
学校図書館司書教諭(第226833号)(文部省)
小学校教諭一種免許(宮城県教育委員会)(令六小一第1号)
(公的認定書)
東北大学IT農学マイスター(CAR2号)
東北大学復興農学マイスター(CAR3号)
研究分野
3経歴
2受賞
3論文
26-
『安全保障と危機管理』、Vol.73、日本安全保障・危機管理学会 Vol.73 42-47 2025年9月 査読有り
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『安全保障と危機管理』、Vol.72、日本安全保障・危機管理学会 (72) 23-29 2025年5月27日 査読有り招待有り責任著者
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『安全保障と危機管理』、Vol.68、日本安全保障・危機管理学会 68 30-53 2024年5月10日 査読有り招待有り筆頭著者
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『安全保障と危機管理』、Vol.66、日本安全保障・危機管理学会 66 28-43 2023年12月1日 査読有り招待有り筆頭著者
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『安全保障と危機管理』、Vol.65、日本安全保障・危機管理学会 65 42-53 2023年9月1日 査読有り招待有り筆頭著者
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『安全保障と危機管理』、Vol.62、日本安全保障・危機管理学会(※2022年12月1日発行) 62 28-37 2022年12月1日 査読有り招待有り筆頭著者
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『安全保障と危機管理』、Vol.61、日本安全保障・危機管理学会(※2022年9月1日発行) 61 32-39 2022年9月1日 査読有り招待有り
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『安全保障と危機管理』、Vol.55、日本安全保障・危機管理学会(※2021年2月10日発行) 55 46-49 2021年2月10日 査読有り招待有り
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『安全保障と危機管理』、Vol.54、日本安全保障・危機管理学会(※2020年12月1日発行) 54 24-29 2020年12月1日 査読有り招待有り筆頭著者
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『安全保障と危機管理』、Vol.53、日本安全保障・危機管理学会(※2020年9月1日発行) 53 38-41 2020年9月1日 査読有り招待有り筆頭著者最終著者
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『安全保障と危機管理』、Vol.51、日本安全保障・危機管理学会(※2020年2月1日発行) 51 49-53 2020年2月 査読有り
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『安全保障と危機管理』、Vol.49、日本安全保障・危機管理学会(※2019年9月1日発行) 49 47-53 2019年9月 査読有り
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『地域活性研究』、Vol.10、地域活性学会(※2019年3月1日発行) 10 154-163 2019年3月 査読有り
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『安全保障と危機管理』、Vol.47、日本安全保障・危機管理学会(※2019年2月1日発行) 47 48-59 2019年2月 査読有り
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『東北活性研』、2019年版、№34、公益財団法人東北活性化研究センター(※2019年1月30日発行) 34 15-18 2019年1月 査読有り
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『東北活性研』、2019年版、№34、公益財団法人東北活性化研究センター(※2019年1月30日発行) 34 2-8 2019年1月 査読有り
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『東北活性研』、2018年版、№32、公益財団法人東北活性化研究センター(※2018年7月31日発行) 32 54-59 2018年7月 査読有り
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『東北の地域産業活性化に向けての水産業の6次化』、公益財団法人東北活性化研究センター(※2017年3月15日発行) 別巻 1-24 2017年3月 査読有り
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『東北活性研』、2016年版、№25、公益財団法人東北活性化研究センター(※2016年10月15日発行) 25 60-64 2016年10月 査読有り
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『国際開発研究』、第24巻第1号、国際開発学会(※2016年3月31日発行) 24(1) 135-149 2016年3月 査読有り
書籍等出版物
3-
三恵社 2024年4月26日 (ISBN: 4866937564) 査読有り
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日本安全保障・危機管理学会 2021年9月
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公益財団法人東北活性化研究センター(※2018年3月30日発行) 2018年3月
講演・口頭発表等
19-
国際開発学会第26回春季大会/批判的教育の展望:多様性と普遍性の交差点 2025年6月21日 招待有り
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国際開発学会第35回全国大会・人間の安全保障学会第14回年次大会 2024年11月10日
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国際開発学会 第25回春季大会・セッション「持続可能性:消費者・環境配慮・エネルギー」 2024年6月15日
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2024年国際開発学会第34回全国大会 2023年11月12日
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国際開発学会 第24回春季大会 2023年6月10日
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国際開発学会第33回全国大会 2022年12月3日
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第6回尚絅学院大学総合人間科学会 2022年2月17日 招待有り
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第31回国際開発学会全国大会 2020年12月5日
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国際開発学会&人間の安全保障学会2019共催大会 2019年11月17日
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国際開発学会第29回全国大会「地方開発」 2018年11月24日
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国際開発学会第28回全国大会「防災・復興2」 2017年11月26日
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国際開発学会第27回全国大会「農村社会と開発」 2016年11月26日
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日本国際政治学会2015年度全国大会(A-2 ロシア東欧分科会) 2015年10月30日
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国際開発学会第25回全国大会「資源と開発」 2014年11月30日
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国際開発学会第24回全国大会「経済政策」 2013年12月1日
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日本国際政治学会2013年度全国大会(A-3 理論と方法Ⅰ) 2013年10月25日
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第14回国際開発学会春季大会 2013年6月8日
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アジア政経学会2004年度全国大会 2004年10月30日
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第7回東北大学国際文化学会大会 2000年6月10日
所属学協会
4-
2018年12月 - 現在
メディア報道
1-
日本経済新聞 朝刊1面 2024年5月19日 新聞・雑誌
その他
1-
① 東北大学国際文化研究科イスラム圏研究講座主催による「インドネシア国内情勢調査」に参加し、スハルト政権末期の同国社会動向調査を行い報告書としてまとめる。 ② 北海道大学スラブ研究センター主催による「中央アジアにおける国際関係とイスラム」にパネリストとして参加し、カスピ海周辺地域のエネルギー資源開発について報告発表を行う。 ③ 国際協力事業団主催による「青年招聘事業」「中央アジア経済セミナー」に参加し、二国間ディスカッションのパネリストとして発表をするともに、日本国側の副議長として取り纏めを行う。 ④ 国際協力事業団・東北大学東北アジア研究センター主催によるシンポジウム「国際協力と産業開発における日本の役割」に参加し、パネリストとして討議に参加する。 ⑤ JETROアジア経済研究所主催による「インドネシア・カリマンタン東部開発動向調査」に同行し、「インドネシア・カリマンタン島地域における開発同行調査報告書」を作成する。 ⑥ 国際協力事業団主催による「青年招聘事業」「サウジアラビア開発セミナー」に参加し、二国間ディスカッションのパネリストとして発表をする。 ⑦ 東北大学農学研究科資源環境経済学講座主催による「インドネシア・東部ジャワ農村開発に係る合同セミナー」による同国東部ジャワ農村開発調査に研究員として参加。 ⑧ 外務省・日本国際問題研究所「軍縮・核兵器不拡散問題講座」を受講し核兵器拡散防止等の問題について報告発表を行う。(※第一期 修了生) ⑨ 「第3回 日本・アラブ経済フォーラム」において、中東・北アフリカの政府関係者と会談を行い、東北大学の研究拠点としての優位性と投資ビジネスの戦略性について説明を行う。 ⑩ 林野庁主催・公益財団法人 国際緑化推進センター実施による「REDDプラスに係る海外森林技術研修(ベトナム)」に参加し研究報告を行う。 ⑪ 27年度日本国際政治学会海外発信強化助成事業(海外学会等報告支援)の採択を受けて“Sustainability and Export Strategy of Natural Gas and Oil in Caspian Sea Region- Focus on Strategy of Russia for Natural Gas Exports over the Situation in Eastern Ukraine –”のテーマにてジョージアにて研究発表を行う。 ⑫ 日本政府・メキシコ合衆国と共催による「第44期 日墨戦略的グローバル・パートナーシップ研修」の派遣者に選ばれメキシコに渡航する。そして、メキシコの国立工科大学と共同で貧困村落を対象に地域社会サービスの向上のためのマスタープラン作成に従事する。
