2019年6月
分娩時のアロマテラピー使用の有用性について
アロマテラピー学雑誌
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- 巻
- 20
- 号
- 2
- 開始ページ
- 22
- 終了ページ
- 27
- 記述言語
- 日本語
- 掲載種別
- 出版者・発行元
- (公社)日本アロマ環境協会
古来より経験的に用いられてきたエッセンシャルオイルであるが、近年医療現場でもいろいろな目的で用いられるようになってきた。産科領域では分娩後などにサービスとしてトリートメントの提供を行っている産院も多くある。しかし、補完療法の一環として用いている病院は少ないと思われる。今回エッセンシャルオイルを分娩時に用い疼痛緩和や血圧低下、分娩時間の短縮が得られるかを検討した。疼痛緩和、分娩時間の短縮は認め、分娩時の被験者のリラクゼーションや満足度にはつながった。血圧変化、出血量の減少は認めず、今後データの蓄積が必要と思われた。産科領域でのアロマテラピーの使用は、治療というよりサービスの提供を希望する被験者が多く、現時点では補完療法としてのアロマテラピーは発展途上にあると考えられた。(著者抄録)
- ID情報
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- ISSN : 1346-3748
- eISSN : 2189-5147
- 医中誌Web ID : 2019279703