福井 慎二

反逆の画家小説 : 『草枕』の唯美主義と漱石の美の処世術 

国文論叢 (54) 52-63 2019年3月  

写生文からの脱却 : 「二百十日」・「野分」における漱石の逆説的試み (林原純生先生御退職記念) 

国文論叢 (47) 67-79 2013年9月  

パロディとしての正義漢--『坊っちやん』をめぐる漱石とホトトギス派の写生文の抗争 

国文論叢 (42) 1-12 2010年3月  

姦通の美文--漱石『薤露行』とテニスン・マロリー (特集 明治初期の翻訳・翻案文学--もう一つの近代文学の源) 

国文論叢 (38) 24-36 2007年7月  

文学と闘争する<美文>--漱石的美文・写生文の位置 (特集:漱石--世界文明と漱石) -- (日本語の文体は漱石で確立されたか) 

國文學 51(3) 82-90 2006年3月  

漱石『幻影の盾』論--読者を裏切る〈美文〉の重層構造 

河南論集 (9) 207-232 2005年3月  

三鳥由紀夫『真夏の死』論 : 肉体と精神のシンメトリー 

国文学研究ノート / 神戸大学「研究ノート」の会 (38) 29-38 2004年1月  

『門』の幾何学紋様--時間意識の構造をめぐる語り手・作者の分裂 (特集『門』) -- (『門』を生きる時間) 

漱石研究 (17) 119-132 2004年  

漱石『倫敦塔』論--〈方法〉の逆説 

河南論集 (8) 259-282 2003年6月  

変奏する写生文の構造--漱石『趣味の遺伝』論 

河南論集 (7) 57-88 2002年3月  

漱石『琴のそら音』論--インフルエンザの近代文学史 

河南論集 (6) 270-307 2001年3月  

『吾輩は猫である』を読むベスト21 (特集 『吾輩は猫である』) 

漱石研究 (14) 164-168 2001年  

『吾輩は猫である』論--『文学論』から写生文へ 

河南論集 (5) 255-274 1999年12月  

『文学論』から作品へ : 漱石<写生文>論 

弘前大学国語国文学 20 1-18 1998年3月  

『文学論』から作品へ : 初期漱石について(近代部門,第十七回研究発表大会・発表要旨) 

日本文学 46(6) 103-103 1997年  

F+ f の科学の前提 : 漱石『文学論』への私註 

国文学研究ノート / 神戸大学「研究ノート」の会 (31) 15-28 1996年11月  

志賀重昂『日本風景論』 : 地理学とナショナリズム 

國文論叢 (23) 28-37 1995年4月  

漱石『文学論』の科学性についての予備的考察 

國文論叢 (22) 14-24 1994年9月  

漱石『文学論』への私註 : ＜趣味＞の分類学 

國文論叢 (21) 47-57 1994年3月  

漱石『彼岸過迄』論 : 時間と自己の構造 

弘前大学近代文学研究誌 3 1-10 1989年6月