講演・口頭発表等

炉内遠隔検査技術のための耐放射線性ファイバースコープの開発

平成25年度日本原子力学会北関東支部若手研究者発表会
  • 内藤 裕之
  • ,
  • 板垣 亘
  • ,
  • 伊藤 主税
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  • 今泉 和幸
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  • 長井 秋則
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  • 飛田 公一

開催年月日
2013年4月
記述言語
日本語
会議種別
開催地
東海
国・地域
日本

高速炉の炉容器内観察のため高温高放射線環境下で使用できることを目的として、耐放射線性に優れたファイバスコープを開発した。さらに、この技術を用いて福島第一原子力発電所格納容器/圧力容器内の燃料デブリの位置や状況を把握するため、光ファイバによる炉内遠隔検知技術を開発している。本研究開発では、光ファイバのコアにOH基を1000ppm含有させた純粋石英を用いることにより、200$^{\circ}$Cの高温環境下で従来より1桁高い5$\times$10$^{5}$Gyまで、また常温環境下$>$1$\times$10$^{4}$Gy/hで1日以上使用できる耐放射線性を有することを目標とする。耐放射線性を確認するため$\gamma$線照射試験を実施した結果、200$^{\circ}$C, 5$\times$10$^{5}$Gyで可視光域の照射による損失増が1dB/m以下にできる見込みを得た。また近赤外線画像を取得した結果、近赤外線のイメージング性能に照射による変化はなく、観察の有効性を示した。今後は、高速炉の炉内観察に使用するとともに、レーザー分光システムと合わせた炉内検査システムを試作し、燃料デブリの探索が可能な遠隔観察・分析技術の開発へ適用する。

リンク情報
URL
https://jopss.jaea.go.jp/search/servlet/search?5041019