1998年7月
「常陽」MK-III標準炉心における原子炉容器内熱流動解析
PNC TN9430 98-005
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- 開始ページ
- 96
- 終了ページ
- 記述言語
- 日本語
- 掲載種別
- 機関テクニカルレポート,技術報告書,プレプリント等
高速実験炉「常陽」のMK-3標準炉心における定格出力(140MW)運転時の原子炉容器内冷却材の流動状況を把握する目的で、単相多事元熱流動解析コードAQUAを用いて「常陽」MK-3標準炉心における原子炉容器内熱流動解析を実施した。本解析より、以下の結果が得られた。1、「常陽」MK-3標準炉心における原子炉容器内の冷却材の流動状況が、MK-2炉心の流動状況と同じであることがわかった。2、各集合領域の流量が「「常陽」MK-3炉心の熱流力設計に関する解析」で報告されている必要最小量を満足していることを確認した。3、各集合体の炉心頂部と熱電対(集合体出口温度速度)位置の冷却材および原子炉容器内の冷却材分布が詳細に得られた。