2013年4月 - 2017年3月
戦後日本における教職の専門性の史的展開に関する総合的研究
日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(C) 基盤研究(C)
- 課題番号
- 25381043
- 体系的課題番号
- JP25381043
- 担当区分
- 連携研究者
- 配分額
-
- (総額)
- 4,810,000円
- (直接経費)
- 3,700,000円
- (間接経費)
- 1,110,000円
- 資金種別
- 競争的資金
第一に、日本における教職=専門職像が、欧米モデル、特に米国の専門職像とどう異なるかを明らかにした。日本における教職の専門職像は、米国における教職=専門職像と異なり、国家主義に環流するメカニズムを内包する点を明らかにした。第二に、19世紀米国における教職の専門性と専門職性の関係を明らかにした。米国では、教職の専門職性(給与や待遇)を支えることなしに、教職の専門性(教師の能力)を高めようとする改革を約百年間続けたが、成功しなかった。第三に、20世紀日本においては、教職の専門性を高める改革が続けられてきたが、教職の専門職性を高める改革は、1969年の人材確保法以来行われていないことが示唆された。
- リンク情報
- ID情報
-
- 課題番号 : 25381043
- 体系的課題番号 : JP25381043