2006年
健康づくりのための新たなアプローチ--人と犬の健康状態の関連性(1)
山野研究紀要
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- 巻
- 14
- 号
- 開始ページ
- 91
- 終了ページ
- 101
- 記述言語
- 日本語
- 掲載種別
- 研究論文(大学,研究機関等紀要)
- 出版者・発行元
- 山野美容芸術短期大学
健康状態について、犬の飼育者とその犬との間の関係について検討すると共に、両者間に介在する身体活動とそれぞれの健康状態との関係を明らかにすることを目的とした。そのために、動物病院の来院者に質問紙による調査を行った。その結果、主たる飼育者とその犬との間で健康状態に正の有意な関連性があり、また、飼育者の健康状態は犬との散歩時間との間に有意な正の関係を認めた。したがって、犬の飼育者にとっては犬と暮らすことにより身体活動時間が増加し、健康の維持増進に一部関係している可能性が示唆された。しかし、今回の研究ではいくつかのバイアスの影響が大きい可能性が考えられることから、今後、さらに詳細な検討を行う必要がある。
- リンク情報
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- CiNii Articles
- http://ci.nii.ac.jp/naid/110004867199
- CiNii Books
- http://ci.nii.ac.jp/ncid/AA11229891
- ID情報
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- ISSN : 0919-6323
- CiNii Articles ID : 110004867199
- CiNii Books ID : AA11229891
- identifiers.cinii_nr_id : 9000003209966