2011年4月 - 2016年3月
介護保険施設におけるせん妄発症予防に関するケアプログラムの実証的検討
日本学術振興会 科学研究費助成事業 若手研究(B) 若手研究(B)
介護老人保健施設において,せん妄を発症した認知症高齢者に対し,「せん妄重症化予防ケアプログラム」の介入を実施して,その有効性を検討することを目的とした.データは介入前後の身体・認知感情的機能,対象の言動,援助内容,睡眠覚醒時間を収集した.分析は対象の行動変化と実施した援助について事例別に検討し,身体・認知感情的機能と睡眠時間について、介入前後で統計的に比較した.
対象の平均年齢は88.9歳であった.介入した8例中6例で行動面が改善し,そのうち5例に睡眠の改善が認められた.また全例で「抑うつ」の得点が改善したと共に,「抑うつ」と「いらいら感」の得点に有意な差が認められた.
対象の平均年齢は88.9歳であった.介入した8例中6例で行動面が改善し,そのうち5例に睡眠の改善が認められた.また全例で「抑うつ」の得点が改善したと共に,「抑うつ」と「いらいら感」の得点に有意な差が認められた.
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- 課題番号 : 23792725
- 体系的課題番号 : JP23792725
この研究課題の成果一覧
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MISC
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認知症ケア 24(1) 44-49 2023年3月
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第31回日本看護福祉学会全国学術大会抄録集 82-82 2018年6月