2014年9月
「パーソン論」はその後どうなったの? 我々と同じ将来説、動物説、そして時間相対的利益説
『現代社会研究』(京都女子大学)
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回数 : 516
- 巻
- 17
- 号
- 17
- 開始ページ
- 95
- 終了ページ
- 108
- 記述言語
- 日本語
- 掲載種別
- 研究論文(大学,研究機関等紀要)
- 出版者・発行元
- 京都女子大学現代社会学部
妊娠中絶や脳死者の扱い等にかかわる、ヒト胚、胎児、脳死者などの境界的な生命の価値についての倫理的な選択や判断は難しい。こうした生命倫理の問題については、国内では「パーソン論として」トゥーリーやウォレンらによる1970年代から1980年代の古典的な議論が知られている。この種の「人」の存立をめぐる議論は、1990年代以降もかなり錯綜した形で議論が続けられている。本論では、最近のマクマハンやドゥグラツィアらの議論を見て、境界的存在をめぐる論争の現在を紹介する。
- リンク情報
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- CiNii Articles
- http://ci.nii.ac.jp/naid/120005620793
- CiNii Books
- http://ci.nii.ac.jp/ncid/AA11529465
- URL
- http://hdl.handle.net/11173/2131
- ID情報
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- ISSN : 1884-2623
- CiNii Articles ID : 120005620793
- CiNii Books ID : AA11529465