2016年4月 - 2019年3月
フラボノイドをベースにした抗がん作用をもつサプリメントの開発
日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(C) 基盤研究(C)
in vitroではいくつかのフラボノイドには抗がん作用があることが報告されているが、がんの骨浸潤に重要な役割をする破骨細胞や骨芽細胞に関しては検討されていない。今回行った研究において、抗がん作用を持つだけでなく、破骨細胞形成にも関与するフラボノイドをその構造から6種類に分類し解析した。その結果、漢方薬の甘草に含まれるリクイリチゲニンが破骨細胞抑制効果を持ち、骨芽細胞分化への抑制はなく、さらに副作用も少ない構造を持つ薬物であることが明らかとされた。
- リンク情報
- ID情報
-
- 課題番号 : 16K11863
- 体系的課題番号 : JP16K11863