基本情報

所属
フローニンゲン大学 哲学科
独立行政法人日本学術振興会 海外特別研究員
学位
博士(文学)(2024年3月 京都大学)

連絡先
uwabata.mahogmail.com
J-GLOBAL ID
202001007880147863
researchmap会員ID
R000008419

スピノザを中心に、近世西欧の哲学を研究しています。最近の主な関心は以下の二つです。

(1)「イデア/観念」の概念史

デカルトにおいてその近現代的な用法が成立したと考えられている「観念(idea)」は、17世紀における認識論の転換を象徴する概念であり、思想史上インパクトの大きなものです。しかしそれと同時に、デカルト、そしてとりわけスピノザにおける「観念」にはある意味「もの」として扱われる側面もあり、認識論の枠内では捉えきれない内容を持っていました。とりわけ後者の(「もの」としての)側面に着目することから、彼らのラディカルな形而上学に迫りたいと考えています。

(2)17世紀オランダの同時代人との関係から見るスピノザ

しばしば「孤高の」と形容されるスピノザですが、実際の彼は独りで思索していたわけではなく、同時代人たちとの知的交流の中でみずからの思想を作り上げていました。なかでも、「オランダ・デカルト主義者」と呼ばれる一群の思想家たちとの関係に着目して、スピノザの哲学の思想的源泉の一端を明らかにしたいと考えています。

 

そのほか、趣味で能(宝生流)を稽古していることもあり、哲学の概念を使って能楽を分析することも試みています。

 

*アウトリーチ活動について*

「おそい」読書サービスThe Five Booksの講師を継続的に務めているほか、高大連携事業での高校生による哲学対話のファシリテーター、哲学に携わる女性のための自助グループWOMEN:WOVENでの講演の経験があります。自分の研究を進めると同時に、それが社会にとってどのような意味を持ちうるかについても探究していきたいと考えています。


学歴

  4

委員歴

  1

論文

  7

MISC

  4

書籍等出版物

  1

講演・口頭発表等

  13

担当経験のある科目(授業)

  3

共同研究・競争的資金等の研究課題

  1

社会貢献活動

  7