基本情報

所属
三重大学 大学院 医学系研究科 救急災害医学 助教 (救命救急・総合集中治療センター 総合集中治療部門長 / 災害救急医療・高度教育研究センター 副センター長)
(兼任) 災害救急医療・高度教育研究センター 副センター長
学位
医学博士(三重大学 分子病態学)

連絡先
a-2kawamotomed.mie-u.ac.jp
研究者番号
20577415
ORCID ID
 https://orcid.org/0000-0003-3920-9939
J-GLOBAL ID
201701008994743807

外部リンク

臨床研究医(三重県津市生まれ)としてBench to Bedsideの研究を行っています。

<基礎研究>

1)重症患者の血漿中には細胞外小胞が存在します。これらの細胞外小胞の表面にはインテグリンが多く発現していて、この発現量と患者の低血圧や腎不全といった多臓器不全と相関することを示しました。さらにSIRS患者の血液中にPD-L1/L2を発現する細胞外小胞が存在することを報告しました。(Kawamoto, SHOCK 2018.)
2)現在欧米で第3相試験を行っている敗血症性DICの治療で有名なトロンボモジュリンが白血球β2インテグリン(LFA-1およびMac-1インテグリン)の新規インテグリンリガンドであることを発見し、トロンボモジュリン製剤の新たな抗炎症作用の可能性を見いだしました(Kawamoto, BBRC 2016.)。さらに外因性に投与したリコモジュリンが血管内皮細胞と白血球のインテグリン依存の結合を阻害し、TMと白血球β2インテグリンの結合をリコモジュリンおよび細胞外ドメイン1と3が阻害することを証明しました(Kawamoto, BBRC 2019.)。
3)エクソソームは有用なDrug Delivery Systemのキャリアになると考えられています。エクソソーム上に発現するインテグリンに注目し、救急医学に応用可能な新たなDDSの研究を進めています。(KAKEN 基盤C 研究課題 18K08917)

4)骨格筋-脳コミュニケーション異常が敗血症関連脳症へ与える影響について取り組んでいます。(KAKEN  国際共同研究加速基金(国際共同研究強化(B)) 研究課題 19KK0224)

 


<臨床研究>
1)救急医療における医師、看護師コミュニケーション量の変化をウェアラブルセンサー(日立製作所Ⓡ)を用いて定量化し、重症患者のケアを行うICU医療従事者のコミュニケーション量が担当する患者重症度(APACHE II score, SOFA score)と相関することを証明しました。(伊藤, 川本ら. Am J Respir Crit Care Med. 2019. 伊藤, 川本ら. 日本臨救急医学会 2016)
2)救急医療従事者の勤務中の幸福度をハピネスウェアラブルセンサー(日立製作所Ⓡ)を用いて測定し、不規則な勤務形態(準夜勤務→日勤)が医療従事者の幸福度に与える影響を東京工業大学の研究チームと一緒に科学的に解析しています(永井ら. 信学技報 2017)。
3)院内急変患者救急対応システムを聖マリアンナ医科大学、三重大学での立ち上げに参画しました。同時に病棟での低酸素血症・ショック(循環不全)にどのように対応するか緊急気道確保とエコー(POCUS)を組み合わせたhybrid simulation trainingの普及活動を行っています。(児玉ら 日本プライマリ・ケア連合学会 2017年5月発表、第43回日本集中治療医学会学術集会 2016年2月発表, Journal of Medical Safety 2015)
4)「一般病棟で行う安全な気道確保」について医療安全の観点から研究を進めています(川本, 日本臨床麻酔学会誌 2012)。

5)Virtual Realityを用いたICUにおける疼痛管理・治療を始めています。新たなテクノロジーを用いた医工連携の研究が今後の救急集中治療分野には必要です。(江角、川本ら J Med Case Rep. 2020)


学歴

  2

委員歴

  2

論文

  31

MISC

  153

書籍等出版物

  4

講演・口頭発表等

  2

共同研究・競争的資金等の研究課題

  12

その他

  5