2018年4月 - 2022年3月
ウェアラブルセンサーを用いたICU医療者のコミュニケーション活性度の解析
日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(C)
医療者間コミュニケーションを促進することは、情報の流れを効率化するとともに、仕事のやりがいを創出し、その結果医療サービスの質を向上させることにつながるはずである。我々は、以下の点をまとめた。
①ICU医療者が胸に装着した名刺型ウェアラブルセンサーを用いて収集する行動科学ビッグデータを解析し、医療者間コミュニケーション促進のためのツール「医療者コミュニケーション可視化システム」を構築した。
②本システムは、医療者間コミュニケーション活性度の時空的分布を可視化する「コミュニケーション・マップ」と、医療者間コミュニケーションのつながりを可視化する「コミュニケーション・ネットワークチャート」を作成した。
③特に重症患者では患者の周囲で発せされるコミュニケーション量(face to face interaction)が上昇していた。
④他職種間でのコミュニケーションの解析を行い医師だけではなく看護師間のコミュニケーションが全体のコミュニケーションの内多数を占めていることが分かった。
以上はAJRCCMに掲載され、また国内では日本救急学会にて発表した。
①ICU医療者が胸に装着した名刺型ウェアラブルセンサーを用いて収集する行動科学ビッグデータを解析し、医療者間コミュニケーション促進のためのツール「医療者コミュニケーション可視化システム」を構築した。
②本システムは、医療者間コミュニケーション活性度の時空的分布を可視化する「コミュニケーション・マップ」と、医療者間コミュニケーションのつながりを可視化する「コミュニケーション・ネットワークチャート」を作成した。
③特に重症患者では患者の周囲で発せされるコミュニケーション量(face to face interaction)が上昇していた。
④他職種間でのコミュニケーションの解析を行い医師だけではなく看護師間のコミュニケーションが全体のコミュニケーションの内多数を占めていることが分かった。
以上はAJRCCMに掲載され、また国内では日本救急学会にて発表した。
- ID情報
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- 課題番号 : 18K08916
- 体系的課題番号 : JP18K08916