論文

2006年1月8日

マルチレイヤトラヒックエンジニアリングによる網構築コスト削減の評価(フォトニックネットワーク(IP+オプティカル)システム, 光ルーティング技術, 一般)

電子情報通信学会技術研究報告. NS, ネットワークシステム
  • 林理恵
  • ,
  • 宮村崇
  • ,
  • 大木英司
  • ,
  • 塩本公平
  • ,
  • 漆谷重雄

105
470
開始ページ
53
終了ページ
56
記述言語
日本語
掲載種別
出版者・発行元
社団法人電子情報通信学会

我々は大容量かつ経済的な次世代ネットワークとして"マルチレイヤサービスネットワーク(MLSN)"を提案している。MLSNアーキテクチャはOXC等の光技術とパケット処理のIP技術を融合させた新ネットワーク技術で、GMPLSを導入して複数レイヤの資源を一元的に管理、制御を統合している。MLSNにおいて経済化の重要な要素の1つに「マルチレイヤトラヒックエンジニアリング(TE)」技術がある。マルチレイヤTEでは、Virtual Network Topologyと呼ばれる複数の光パスで形成されるトポロジを、トラヒック需要に応じて光パスの設定・解放を制御して動的に再構成することで、効率的なリソース利用を実現している。本稿では、実網でマルチレイヤTEを行う場合に想定される様々な条件を踏まえて、マルチレイヤTEを行うことで得られる網構築コスト削減効果を評価し、その有効性を定量的に明らかにする。

リンク情報
CiNii Articles
http://ci.nii.ac.jp/naid/110003486222
CiNii Books
http://ci.nii.ac.jp/ncid/AA11546431
ID情報
  • ISSN : 0913-5685
  • CiNii Articles ID : 110003486222
  • CiNii Books ID : AA11546431

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