
笠原 恵実子
カサハラ エミコ (Emiko Kasahara)
更新日: 2024/01/31
基本情報
- 所属
- 多摩美術大学 美術学部 彫刻学科 教授
- J-GLOBAL ID
- 201901020351488421
- researchmap会員ID
- B000378627
多摩美術大学大学院美術研究科修了後、1995年からニューヨークを拠点としてアーティストとして活動、2014年より多摩美術大学彫刻学科教授となり、活動拠点を東京に移す。これまで、日本の現代美術1985–1995(東京都現代美術館、1995)、光州ビエンナーレ(2000)、横浜トリエンナーレ2001、第14回シドニー・ビエンナーレ2004、横浜トリエンナーレ2014、PARASOPHIA: 京都国際現代芸術祭2015など、世界各地の国際展やグループ展に参加のほか、ダイチプロジェクツ(ニューヨーク、1997)、ホワイトボックス(ニューヨーク、2001)、グラーツ民族学博物館(オーストリア・グラーツ、2005)、キュレトリアルスタディーズ:笠原恵実子(京都国立近代美術館、2010)などで個展を行う。初期の大理石やシリコン、人工毛髪といった無機質でありながら女性的な質感も連想させる素材を用いて、冷静かつ繊細に世界を捉えた作品から、西洋を起源とする制度や二元的思想への疑問から、丹念なフィールドリサーチの記録をもとに制作する近年の作品まで、アートとを通して歴史や政治、社会を思索する活動を行っている。
研究キーワード
3経歴
3-
2014年4月 - 現在
-
2013年4月 - 2014年3月
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1995年 - 2003年
学歴
2-
1986年4月 - 1988年3月
-
1982年4月 - 1986年3月
受賞
5-
2003年
-
1997年
-
1994年
-
1990年
MISC
6-
美術手帖WEB 2019年7月
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美術手帖 (2018年6月号) 2018年6月
-
多摩美術大学紀要 (32) 2017年
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ART IT 2015年
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マグカルネット 2014年
-
多摩美術大学紀要 (20) 1-9 2014年
書籍等出版物
22-
京都国際現代芸術祭組織委員会 2015年
-
平凡社 2014年
-
京都国立近代美術館 2010年3月
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川崎市岡本太郎美術館 2006年
-
Auckland Triennale, Auckland, New Zealand 2004年
-
Sydney Biennale, Sydney, Australia 2004年
-
横浜トリエンナーレ組織委員会 2001年
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Kwangju Biennale, Kwangju, Korea 2000年
-
京都国立近代美術館 1999年
-
栃木県立美術館 1997年
-
Louisiana, Copenhagen, Denmark 1996年
-
South Brisbane, Queensland, Australia : Queensland Art Gallery, 1996年
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東京都現代美術館 1995年
-
Power Plant, Toronto, Canada 1995年
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Museum of Contemporary Art Australia (MCA) 1992年
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BIGI Art Space 1991年
-
水戸芸術館 1991年
-
Tate Gallery Liverpool 1991年
講演・口頭発表等
53-
東京藝術大学トークイベント 2020年12月4日 招待有り
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ウィーンアートトーク 2020年10月5日 招待有り
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アートアクション UK 2020年9月12日 招待有り
-
京都市立芸術大学 2020年6月29日 招待有り
-
多摩美術大学共同研究公開シンポジウム 2019年3月27日 招待有り
-
ブランクラス: アートでナイト#7 2019年3月15日 招待有り
-
ブランクラス:アートでナイト part 6 2018年11月30日
-
ブランクラス:アートでナイト part 5 2018年7月20日
-
ブランクラス:共同研究発表 2018年3月9日
-
ブランクラス:共同研究発表 2018年3月2日
-
2017年11月17日 招待有り
-
女子美術大学アートアクティビティA #6 2017年6月14日 招待有り
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2017年4月8日
-
ブランクラス:共同研究発表 2016年12月11日
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ブランクラス:共同研究発表 2016年12月4日
-
ブランクラス:共同研究発表 2016年10月7日
-
ブランクラス:アートでナイト part 3 2016年1月23日
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ドレスデン芸術大学(ドイツ) 2016年 招待有り
-
ブランクラス:アートでナイト part 2 2015年6月13日
-
ブランクラス:アートでナイト part 1 2015年5月16日 招待有り
Works(作品等)
31-
1991年 - 2015年 芸術活動
-
2015年 芸術活動
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2015年 芸術活動
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1997年 - 2010年 芸術活動
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2010年 芸術活動
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2010年 芸術活動
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2010年 芸術活動
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2007年 芸術活動
-
2007年 芸術活動
-
2004年 - 2005年 芸術活動
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1997年 - 2004年 芸術活動
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2002年 - 2003年 芸術活動
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2001年 - 2002年 芸術活動
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2001年 - 2002年 芸術活動
-
1999年 - 2002年 芸術活動
-
2002年 芸術活動
-
2001年 芸術活動
-
1995年 - 1997年 芸術活動
-
1994年 - 1997年 芸術活動
-
1993年 - 1997年 芸術活動
共同研究・競争的資金等の研究課題
3-
日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(C) 2021年4月 - 2024年3月
-
多摩美術大学 2020年4月 - 2023年4月
-
多摩美術大学 共同研究 2015年4月 - 2018年3月
その他
3-
*原美術館、東京、日本 *東京都現代美術館、東京、日本 *京都国立近代美術館、京都、日本 *栃木県立美術館、栃木、日本 *イセ文化財団、東京、日本 *スパイラル/ワコール アートセンター、東京、日本 *東京ビッグサイト、東京、日本 *プライベート コレクション、東京、日本 *プライベート コレクション、愛知、日本 *スタンフォード大学 カントー・アートセンター、カリフォルニア、アメリカ合衆国 *ハーバード大学 フォグ・アートセンター、マサチューセッツ、アメリカ合衆国 *カリフォルニア大学 バークレー美術館、カリフォルニア、アメリカ合衆国 *ニューヨーク公立図書館、ニューヨーク、アメリカ合衆国 *ノートン財団、カリフォルニア、アメリカ合衆国 *イブ・クライン財団、アリゾナ、アメリカ合衆国 *ジェームス・コーコラン ギャラリー、カリフォルニア、アメリカ合衆国 *ダニエル・ロン、ローレン・パーミングトン コレクション、ニューヨーク、アメリカ合衆国 *トレーシー・ルウ コレクション、カリフォルニア、アメリカ合衆国 *プライベート コレクション、カリフォルニア、アメリカ合衆国 *プライベート コレクション、ニューヨーク、アメリカ合衆国 *プライベート コレクション、ニュージャージー、アメリカ合衆国 *ドイチェバンク、フランクフルト、ドイツ *クイーンズランド アートギャラリー、ブリスベン、オーストラリア *バルザース現代美術財団、リヒテンシュタイン *プライベート コレクション、ミラノ、イタリア
-
1987年 『TAMA VIVANT’87』シードホール(東京) 1988年 『第8回ハラアニュアル』原美術館(東京) 『第3回神奈川アートアニュアル』神奈川県民ホールギャラリー(横浜) 『現在時制展3-アルカディアへのステップ』ギャラリーαM(東京) 1989年 『笠原恵実子+モニカ・ブランドマイヤージョイント展-浮遊するものさし』スパイラル ワコールアートセンター(東京) 『記号の森・現在の美術』IMPホール(大阪) 『土の造形』栃木県立美術館(宇都宮) 『第26回今日の作家展』横浜市民ギャラリー 1990年 『日本美術の80年代』フランクフルト・クンストフェライン(ドイツ)(他ドイツ、オーストリア巡回 〜’91) 1991年 『箱の世界』水戸芸術館現代美術ギャラリー(茨城) 『90年代のアートシーン-ネオモダニズムの4元素』なんばCITYホール(大阪) 『ハイブリッドガーデン』ビギ・アート・スペース(京都) 『ゾーンズ・オブ・ラブ』東高現代美術館 (東京)シドニー現代美術館(オーストラリア) 『キャビネット・オブ・サインズ』 テート・ギャラリー・リバプール(イギリス) ホワイトチャペル・ギャラリー(ロンドン) モルモ・クンストフェライン(スウェーデン)(〜’92) 1994年 『空間・時間・記憶』原美術館(東京ほか、メキシコ、カナダ、アメリカ巡回) (〜’97) 1995年 『不安の時代』パワープラント(トロント・カナダ) 『日本の現代美術1985-1995』東京都現代美術館 1996年 『アジア太平洋トリエンナーレ』クイーンズランド・アートギャラリー(オーストラリア・ブリスベン) 『Now Here』ルイジアナ(コペンハーゲン) 1997年 『トポスの復権3』ヒルサイド・ギャラリー(東京) 『揺れる女/揺らぐイメージ』栃木県立美術館 『日本の現代美術展』国立現代美術館(ソウル) 『アート オン ペーパー』ウェダースプーン・アートギャラリー/グリーンスボロ、アメリカ 1998年 『テイストと探究-1990年代の日本美術』国立近代美術ギャラリー(ニューデリー、インド) マニラ国立美術館(フィリピン) 『笠原恵実子+Donald Baechler』デュウ ドネ・エディションギャラリー(ニューヨーク) 1999年 『身体の夢』京都国立近代美術館、東京都現代美術館 2000年 『第3回光州ビエンナーレ』(光州・韓国) 『GENDAI – 日本の現代美術』ウジャズドウスキー現代美術センター(ポーランド・ワルシャワ) 2001年 『メガ ウェイブ – 第1回横浜トリエンナーレ』(横浜) 『Truancy』アート&アイディア(ニューヨーク) 『Rags to Riches』クレスゲ美術館(イーストランジング・アメリカ)(他アメリカ国内巡回 〜’03) 『Made in Asia』デューク大学美術館(デュラム/アメリカ) 2002年 『Chat @ the MIMOCA』丸亀市猪熊弦一郎現代美術館(香川) 『Contemporary American Paper Artists』コロンビア大学(シカゴ) 『A Cabinet of Curiosities』ニューヨーク市立図書館 『Oral Fixation』バード大学文化研究所美術館(アナンデール/アメリカ) 『Reflex/Reflejo』アート&アイディア(メキシコシティ) アートフォーラムベルリン、アート&アイディア(ベルリン) 2003年 『SUPER YOU』ダニエル シルバースタイン・ギャラリー(ニューヨーク) 『Formed to Function』ジョン ミッシェル コーラー・アートセンター(シボイガン・アメリカ) 2004年 『Private / Public, オークランドトリエンナーレ』/ニュージーランド 『Reason on Emotion, シドニービエンナーレ』(オーストラリア) 2005年 『ドイツ銀行コレクションの25年』ドイツ・グッゲンハイム美術館(ベルリン) 『日本の知覚』クンストハウス・グラーツ(オーストリア)マルコ/ビーゴ(スペイン)岡本太郎美術館(川崎)(〜’06) 『ローザ』国立東京芸術大学(東京) 『アルスノーヴァ—– 現代美術と工芸の狭間に』東京都現代美術館 2006年 『東京ブロッソムズ』原美術館 (東京) 2007年 『20世紀美術探検』新国立美術館(東京) 『インフィニティ』永井祥子ギャラリー(東京) 『アートシカゴ』ジェームスコーコラン・ギャラリー/シカゴ 『メーキング アット ホーム』 ジャパンソサイエティ(ニューヨーク) 『シュミレーション:21世紀へのアジアの再認識』(アメリカ) 「アート ハウス」(アメリカ) 2009年 『アンナチュラル ラバー』アンディー・ウォーホール美術館(アメリカ) 2010年 『マイ・フェイバリット — とある美術の検索目録』京都国立近代美術館(京都) 2012年 『パーフェクト』インターナショナル・アートオブジェクツギャラリー(アメリカ) 2014年 横浜トリエンナーレ2014『華氏451度の美術:忘却の海への航海』(横浜) 2015年 PARASOPHIA: 京都国際現代芸術祭2015 2016年 『オーダーメイド:それぞれの展覧会』京都国立近代美術館 2017年『Optional Art Activity: Letters』Take Ninagawa/東京 2018年『Another World』Basel Art Fair /Basel, Switzerland 2020年『House of Rituals』Vienna Art Week / Vienna, Austria 『パブリック・デバイス』東京藝術大学上野校舎陳列館
-
1986年 画廊パレルゴン(東京) 1987年 ギャラリー射手座(京都) 1988年 ギャラリー山口(東京) 1990年 ルナミ画廊、コバヤシ画廊(東京) 1991年 ギャラリーHALS(東京) 1992年 コバヤシ画廊(東京) 1993年 コバヤシ画廊(東京) 1997年 『Immaculate Fabrication』ダイチプロジェクト(ニューヨーク) 2001年 『Pink』ホワイトボックス(ニューヨーク) 2003年 スコープ、アート&アイディア (ニューヨーク) 2005年 『Offering』グラーツ民俗学博物館(オーストリア) 2007年 ヘイディーリビロッサ・ギャラリー (ニューヨーク) 2010年 「笠原恵実子inside/outside」京都国立近代美術館(京都)