基本情報

所属
旧所属 愛知教育大学 教育学部 愛知教育大学名誉教授
学位
Master of Science of Education(Institute of Tokyo-Kyoiku University)

連絡先
hnagayaqf7.so-net.ne.jp
J-GLOBAL ID
200901000165754091
researchmap会員ID
5000017607

外部リンク

     世界的なコロナ危機に際して埋もれた防疫史料を発露する

 当サイトの筆者はフランス啓蒙思想を主たる専門領域とし、医学にも薬学にも門外漢であるが、多年にわたる研究の過程において、近代ヨーロッパにおける伝染病の猖獗と防疫事業の推進に幾度か心を惹かれ、関連する資料を渉猟した。成果の大半は学術雑誌やオンラインによってすでに公開したものの、コロナウイルス感染の世界的危機に際し、疫病史と防疫史への関心を喚起すべく、図説を加えてそれらを再編し、オンラインにて江湖へ供しつつある。
 提示する第一輯はフランスの名医家エルヴェシウスとアンシアン・レジムにおける疫病・防疫に関する図説である。百科全書派クロード・アドリアン・エルヴェシウス研究に多年の歳月を費やした筆者は、これなる哲学者の生涯を辿るうちに、彼の父祖が三代にわたる名医家であり、とりわけ伝染病の治療で著名であることを知った。偉才が連なるエルヴェシウス家の列伝を着想しながら、根幹である哲学者クロード・アドリアンの生涯については、無念にも青年時代までに止まるも、彼に先立つ三代の医業をめぐってはほぼ論述が完結している。ホームページにおいてにこれらの要点を図説として再編し、すでに公開した論文自体をpdfとして添付した 。論文自体は執筆から30年を経過し、修正・加筆の必要も多々あるが、今回の図説には以後の探究成果やコロナ危機との対比をも付加した。
 なお、筆者は東日本大地震を契機に歴史地震の分野に手を染め、1755年のリスボン大地震について研究を約十年間続けている。意図せずしてこの論究は、ヨーロッパ災害史の一環として名医家の研究と多くの共通性を有する。したがって、リスボン大地震における医療活動と防疫政策を第二輯として組み入れる所存である。
   東京に緊急事態宣言が発せられた日 
   2020年4月7日
                           永冶日出雄

                図説 近代ヨーロッパにおける伝染病と医療・防疫  http://hnagaya.net/topf.html


MISC

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共同研究・競争的資金等の研究課題

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