2019年
看護学科助手・助教会実践報告 : 学生参画型看護教育の効果的な学びの「場」作り
名桜大学紀要 = The Meio University bulletin
- 巻
- 号
- 24
- 開始ページ
- 105
- 終了ページ
- 108
- 記述言語
- 日本語
- 掲載種別
- 出版者・発行元
- 名桜大学
名桜大学看護学科(以下,本学科)は,教育の特徴として学生自らが学び主体として成長していく参画力を身につけるために,KJ法を応用した図解法(以下,「カードメソッド」)を取り入れた「参画型看護教育」を実践している。「カードメソッド」は自己と他者との対話を通して体験や考えについて語り合うというプロセスが重要であり,そのプロセスを踏むことで,自分や相手の体験に関心が向けられ,共通性を発見しお互いに相手を理解したいという気持ちが生じる。しかし,このようなプロセスが踏まれないまま,「カードメソッド」が実施されている現状がみられている。そこで,本学科の助手・助教で構成される「助手・助教会」(以下,本会)において,「カードメソッド」を実践した。目標には「『カードメソッド』の実践を通して『自分の経験を伝える・相手の経験を聴く』体験から,参画型看護教育の効果的な学びの『場』について考える」を掲げ,「参画型看護教育における効果的な学びの場とは?」というテーマで学習会を開催した。本稿では,カードメソッドの結果から抽出された「教員と学生が共に参画して学びの『場』を創造するための教員の姿勢や役割」について報告する。
- リンク情報
- ID情報
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- ISSN : 1882-4412
- CiNii Articles ID : 120006707654
- CiNii Books ID : AN10512334