2021年4月 - 2024年3月
デジタル時代に適応可能なアーカイブズ記述の目録規則に関する研究
日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(C) 基盤研究(C)
本研究では今後日本で急速な増加が予想されるアーカイブズ資料のボーンデジタル化を見据え、日本におけるデジタル媒体資料の円滑な検索と利用を可能にするアーカイブズ目録記述規則の方法を明らかにすることを目標とする。目標に向け、1)従来の目録規則の課題点の分析・検証、2)ボーンデジタル資料への対応とウェブ検索性能向上を考慮し開発された概念モデルによる目録規則「コンテクストによる記録(Records In Context、以下RiC)」の研究・分析、3)RiCを用いたアーカイブズ資料の目録記述化の3つに主眼をおき研究の遂行にあたった。本研究の遂行には、収蔵庫に赴き実際の資料の調査・整理作業を行なうこと、実践例の調査・シミュレーションをRiC開発チームメンバーと直接の面談を通して行うことが非常に重要な要素である。
本年度は、新型コロナウィルス感染症流行や緊急事態宣言・まん延防止等重点措置の影響により、国内における県外移動が制限されたこと、海外調査の遂行が不可能になったことから、すでに収集済みの文献とオンライン入手できる情報を元に上記1)を重点的に行ないデータ収集につとめ、課題分析のためのデータベースを作成した。
上記2)については、新型コロナウィルス感染状況の世界的な拡大により海外調査を実施できなかったため、英・仏・豪の開発メンバーとの直接面談による実践例の調査等は次年度以降の課題となったが、ボーンデジタル資料の性質・ウェブ検索性能の向上・デジタルアーカイブシステムに関する調査研究を各自で進め、研究分担者の協力により研究会等で発表した。
上記3)についても、緊急事態宣言・まん延防止等重点措置の影響により県外移動の回数・期間が大幅に制限されたが、対象資料の変更や電子化等の措置をとり、アルバイト・所属機関教員の協力の下制約ある中でも対象資料の調査を進め、資料群ふたつの目録を完成させた。
本年度は、新型コロナウィルス感染症流行や緊急事態宣言・まん延防止等重点措置の影響により、国内における県外移動が制限されたこと、海外調査の遂行が不可能になったことから、すでに収集済みの文献とオンライン入手できる情報を元に上記1)を重点的に行ないデータ収集につとめ、課題分析のためのデータベースを作成した。
上記2)については、新型コロナウィルス感染状況の世界的な拡大により海外調査を実施できなかったため、英・仏・豪の開発メンバーとの直接面談による実践例の調査等は次年度以降の課題となったが、ボーンデジタル資料の性質・ウェブ検索性能の向上・デジタルアーカイブシステムに関する調査研究を各自で進め、研究分担者の協力により研究会等で発表した。
上記3)についても、緊急事態宣言・まん延防止等重点措置の影響により県外移動の回数・期間が大幅に制限されたが、対象資料の変更や電子化等の措置をとり、アルバイト・所属機関教員の協力の下制約ある中でも対象資料の調査を進め、資料群ふたつの目録を完成させた。
- ID情報
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- 課題番号 : 21K12591
- 体系的番号 : JP21K12591
この研究課題の成果一覧
絞り込み
講演・口頭発表等
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デジタルアーカイブ学会第7回研究大会一般研究発表 2022年11月25日 デジタルアーカイブ学会
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全国歴史資料保存利用機関連絡協議会近畿部会第161回例会 電子記録の優雅なライフサイクル:無料公開のソフトウェアによる実現を考える 2022年7月1日 招待有り
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立教大学共生社会研究センター・オンライン・ミートアップ「古いデータを新しいシステムに——アーカイブズの編成・記述・メタデータ」 2021年11月20日 招待有り