基本情報

所属
一橋大学大学院言語社会研究科
国立国語研究所 技術補佐員
学位
修士号(一橋大学大学院)

J-GLOBAL ID
201901009351169381

中世の文学を学ぼうと入学した千葉大学で出会ったのが、日本語学でした。日常無意識に使っている日本語のしくみを解明することが、こうも難しく面白いことなのかと感動し、分野を変えて岡部嘉幸教授のもとで卒業論文を執筆しました。

当時、特にのめりこんだのが、「しかし」や「また」などの接続表現です。それは金融機関に勤めるようになってからも忘れることができず、3年で会社を退職し、大学院に進学しました(会社員時代にお世話になった方たちは今でも近況を連絡してくれたり、こちらの近況を聞いて応援してくれており、非常に感謝しています)。

大学院に進学してからは、石黒圭教授のもとで接続表現の研究を進めています。
私が最も関心を持っているのは、文章を構成する意味的まとまり同士の結束性を、どのような場合に接続表現で明示し、どのような場合に接続表現で明示しないのかということです。「接続表現で明示しない」場合には、そもそも接続表現が使用できない文脈の場合と、使おうと思えば使うことができるが(書き手が)使用しなかった場合の2つが含まれています。
このような意味的まとまり同士の結束性と接続表現の使用・不使用との関係を実証的に明らかにしたうえで、どのような場合に接続表現を使用すれば読み手がスムーズに正確に文章を読めるのかを明らかにしたいと考えています。

この最も大きなテーマの解明に向けて、現在は接続表現と文章の構造化との関係に着目して研究をしています。

論文

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講演・口頭発表等

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所属学協会

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