基本情報

所属
一橋大学大学院言語社会研究科
国立国語研究所 プロジェクト非常勤研究員
学位
修士号(一橋大学大学院)

J-GLOBAL ID
201901009351169381

 私の主な研究対象は、日本語の接続詞です。
 接続詞について私が最も関心を持っているのは、文章を構成する意味的まとまり同士の結束性を、どのような場合に接続詞で明示し、どのような場合に接続詞で明示しないのかということです。とくに後者について、接続詞がそもそも使用できない場合ではなく、使用できる文脈にもかかわらず使用されなかった場合に関心を持っています。

 文章の中のどこで接続詞が使われやすいか(あるいは省略されやすいか)ということについて、従来の研究では、前後の「意味関係」の観点から見た「文間の広さ」が注目されてきました。私はこの文間の広さの問題に対して、意味関係だけでなく、前後の「連接領域(接続詞が意味的に結びつける範囲)」の観点からもアプローチしたいと思っています。例えば、接続詞が前後1文ずつの狭い範囲を結びつける場合と、段落と段落のように広い範囲を結びつける場合では、判断が異なるのではないかということです。また、接続詞の連接領域に着目することで、周辺の文脈での他の接続詞の使用状況との関係も明らかにできると考えています。

 現在は、接続詞の連接領域というものがそもそも本当に存在するのか、存在するとしたら実態としてどのような特徴を持つのかについて、研究を進めています。


論文

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書籍等出版物

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  • 石黒圭, 熊野健志, 青木優子, 浅井達哉, 井伊菜穂子, 井上雄太, 岩崎拓也, 佐野彩子, 鈴木英子, 田中啓行, 布施悠子, ベケシュ・アンドレイ, 蒙韫(韞, 柳瀬隆史, 横野光(担当:分担執筆, 範囲:「第1部第5章 ビジネス文書にふさわしい接続詞」)
    2021年3月 
  • 石黒, 圭, 青木, 優子, 井伊, 菜穂子, 岩崎, 拓也, 赫, 楊, 田中, 啓行(担当:分担執筆, 範囲:「第7章 魅せる書式の設定」「第8章 映える箇条書きの活用」「第11章 映える接続詞の使い方」)
    ぱる出版  2020年3月 (ISBN: 9784827212211) 

講演・口頭発表等

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所属学協会

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