2009年 - 2012年
摂食促進ペプチド活性が脳幹内咀嚼リズム形成機序に及ぼす影響
日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(B) 基盤研究(B)
- 課題番号
- 21390535
- 体系的課題番号
- JP21390535
- 担当区分
- 連携研究者
- 配分額
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- (総額)
- 17,420,000円
- (直接経費)
- 13,400,000円
- (間接経費)
- 4,020,000円
- 資金種別
- 競争的資金
摂食促進ペプチドであるオレキシン(Ox)およびニューロぺプチドY(NPY)の脳室内投与により摂食量の増大だけではなく、咀嚼筋活動特性を変化させ、摂食行動を促進させることが明らかとなった。さらに、咀嚼筋活動発現に関わる三叉神経運動ニューロン、三叉神経中脳路核ニューロンからのホールセル記録において、Ox は膜の脱分極と連続発火活動におけるスパイク周波数の上昇を伴って、興奮性に作用することが明らかとなった。以上の結果から脳内 Ox レベルの上昇は、TMN からの運動出力を興奮性に調節し、摂食促進作用に関わっていると推察された。
- リンク情報
- ID情報
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- 課題番号 : 21390535
- 体系的課題番号 : JP21390535