2012年
高温可溶化技術を利用したメタン発酵システムの開発
環境と安全
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- 巻
- 3
- 号
- 1
- 開始ページ
- 1_13
- 終了ページ
- 1_20
- 記述言語
- 日本語
- 掲載種別
- DOI
- 10.11162/daikankyo.3.1_13
- 出版者・発行元
- 大学等環境安全協議会
発酵効率向上を目指したメタン発酵の特定微生物を用いた可溶化技術による下水汚泥の処理効果について検討した。長崎市が有する東部下水処理場に1/100規模の汚泥貯留槽、可溶化槽、メタン発酵槽からなる装置を設置し、実証試験を行った。下水汚泥の1日投入量が0.5m3/日におけるメタンガス発生量は平均約6,300L/日であり、メタンガス濃度は63%、メタン発酵の消化率は53%である結果を得た。これは既存のメタン発酵施設の一般的な発酵期間である20日~30日の消化率と同等であり、本技術では発酵期間が10日であることから、本技術をメタン発酵処理に組み込むことで、発酵期間の短縮が可能となることが確認された。
- リンク情報
- ID情報
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- DOI : 10.11162/daikankyo.3.1_13
- ISSN : 1884-4375
- CiNii Articles ID : 130002146790
- identifiers.cinii_nr_id : 9000021956502