1999年5月
未照射岩石型(ROX)燃料及び模擬岩石型燃料の密度、気孔率及び結晶粒径に関する研究
JAERI-Tech 99-044
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- 開始ページ
- 46
- 終了ページ
- 記述言語
- 英語
- 掲載種別
- 機関テクニカルレポート,技術報告書,プレプリント等
- DOI
- 10.11484/jaeri-tech-99-044
未照射岩石型(ROX)燃料及び模擬岩石型燃料について、密度、気孔率及び結晶粒度に関する研究を実施し以下の結論を得た。(1)岩石燃料:推定理論密度(TD)値は、ROX-SZRで5.6g/cc、ROX-ThO$_{2}$で6.2g/ccであった。岩石燃料の理論密度値はUO$_{2}$(10.96g/cc)の約半分であった。本研究から得られた焼結(製造)密度は、ROX-SZRで4.6g/cc(82\%TD)、ROX-ThO$_{2}$で5.2g/cc(83\%TD)であった。\%TDはUO$_{2}$のそれ(通常95\%TD)よりかなり小さかった。平均気孔径は約3$\mu$m、気孔率は17-18\%の範囲にあった。結晶粒径は約2$\mu$mであった。(2)模擬岩石燃料:推定理論密度値は約5.0-5.7g/ccの範囲にあった。模擬岩石燃料の理論密度値はUO$_{2}$の約半分であった。本研究から得られた焼結密度は約4.5-5.5g/ccの範囲にあった。模擬岩石燃料の\%TDは94-98\%TDと現行のUO$_{2}$並になった。平均気孔径は約4-8$\mu$m、気孔率は6\%以下であった。結晶粒径は約1-4$\mu$mであった。
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- DOI : 10.11484/jaeri-tech-99-044