論文

査読有り
2008年6月

JT-60SAにおけるマグネットシステムの機械設計

IEEE Transactions on Applied Superconductivity
  • 土屋 勝彦
  • ,
  • 鈴木 優
  • ,
  • 木津 要
  • ,
  • 吉田 清
  • ,
  • 玉井 広史
  • ,
  • 松川 誠
  • ,
  • Dolgetta N.*
  • ,
  • Portafaix C.*
  • ,
  • Zani L.*
  • ,
  • Pizzuto A.*

18
2
開始ページ
208
終了ページ
211
記述言語
英語
掲載種別
DOI
10.1109/TASC.2008.921885

JT-60SA装置における超伝導マグネットシステムは、18個のトロイダル磁場(TF)コイル,7個のプラズマ平衡磁場(EF)コイル、そして4つのモジュールから成るセントラルソレノイド(CS)の各コイル系より構成され、TFコイルについては欧州が、EFコイルとCSについては日本が、それぞれ設計と製作を担当する。本講演では、各極で進められているマグネットシステムの設計活動の進捗状況について、応力解析の結果を中心に報告する。CSについては、導体のジャケット材にJK2LBを採用し、タイプレートを介して巻線全体を上下から挟むプレコンプレス構造の簡素化を図っているが、本解析によって、タイプレートをさらに軽量化できる見通しがついた。また、ジャケット材に発生する応力も、想定している18000サイクルの運転に耐えられることが明らかになった。その他のコンポーネントとして、TFコイルの支持脚並びにTFコイルケース上に設置されるEFコイル支持構造などについても評価し、現設計が成立すること、特にEFコイルについては減量化が可能であることを明らかにした。

リンク情報
DOI
https://doi.org/10.1109/TASC.2008.921885
URL
https://jopss.jaea.go.jp/search/servlet/search?5009173
ID情報
  • DOI : 10.1109/TASC.2008.921885
  • ISSN : 1051-8223

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