講演・口頭発表等

最先端事業計画におけるホットラボ施設の整備

平成23年度弥生研究会「研究炉等の運転・管理及び改良に関する研究会」
  • 田口 剛俊
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  • 加藤 佳明
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  • 米川 実
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  • 金澤 賢治
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  • 伊藤 正泰
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  • 黒澤 誠
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  • 青柳 龍彦
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  • 田山 義伸
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  • 相沢 静男
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  • 川又 一夫

開催年月日
2012年3月
記述言語
日本語
会議種別
開催地
東海
国・地域
日本

JMTRは軽水炉長期化対策や産業利用の拡大及び原子力人材育成などの大きな役割を果たすべく再稼働の準備を進めており、ホットラボ施設においても文部科学省の最先端研究基盤事業として援択された照射後試験設備の整備を進めている。本報告は、平成22年度から平成23年度にかけて、進めてきた最先端事業に関する整備の状況についてまとめたものである。これらの整備は、照射済材料の局所的な微小領域に特化した高精度の解析を行うための透過電子顕微鏡,集束イオンビーム加工装置,X線光電子分光装置などの複合型微細組織解析装置の整備、微小試験試料や大型の照射キャプセルを効率よく、迅速,安全に取扱うための視覚機能装備型の高機能マニプレータ及び大型キャプセル取扱い用パワーマニプレータ整備、さらに、放射性医薬品として用いられているテクネチウム-99mの親核種であるモリブデン-99の抽出を行うためのRI抽出セルの整備であり、これら最先端の装置を整備することで、次世代軽水炉の開発や医療用RI製造の技術開発などの最先端の設備を活用した研究開発が可能となり、今後の技術開発に貢献が期待できる。

リンク情報
URL
https://jopss.jaea.go.jp/search/servlet/search?5035351